シェーダー インターフェイス

ここでは、以下のシェーダー インターフェイスについて説明します。

これらのシェーダー インターフェイスはそれぞれ、コンパイル済みシェーダーを管理します。インターフェイスはシェーダーがコンパイルされるときに作成され、その後コンパイル済みシェーダーにアクセスする必要のある各種 API に渡されます。たとえば、シェーダーをパイプライン ステージにバインドする場合、またはシェーダー署名を取得する場合などです。

パイプライン ステージのインターフェイス 説明
ID3D11ClassInstance HLSL クラスをカプセル化します。
ID3D11ClassLinkage HLSL の動的リンクをカプセル化します。
ID3D11ComputeShader コンピュート シェーダー ステージを制御する実行可能プログラム (コンピュート シェーダー) を管理します。
ID3D11DomainShader ドメイン シェーダーは、対応する uv 座標でコントロール ポイントを評価し、サーフェス上の頂点位置を検出します。これは、テッセレーションを実装する 3 つのステージのうち、3 番目のステージです。
ID3D11GeometryShader ジオメトリ シェーダーは、ジオメトリ シェーダー ステージでプリミティブ単位の処理を実装します。
ID3D11HullShader ハル シェーダーは、高次サーフェスをパッチによる近似に変換します。これは、テッセレーションを実装する 3 つのステージのうち、1 番目のステージです。
ID3D11PixelShader ピクセル シェーダーは、ピクセル シェーダー ステージでピクセル単位の処理を実装します。
ID3D11ShaderReflection インターフェイス オーサリング時にコンパイル済みシェーダーから情報を読み取るための COM インターフェイスです。
ID3D11ShaderReflectionConstantBuffer インターフェイス シェーダー リフレクションの定数バッファー インターフェイスを取得するためのヘルパー インターフェイスです。
ID3D11ShaderReflectionType インターフェイス シェーダー リフレクション タイプのインターフェイスを取得するためのヘルパー インターフェイスです。
ID3D11ShaderReflectionVariable インターフェイス シェーダー リフレクション変数のインターフェイスを取得するためのヘルパー インターフェイスです。
ID3D11VertexShader 頂点シェーダーは、頂点シェーダー ステージで頂点単位の処理を実装します。

関連項目

シェーダーのリファレンス