ddx (DirectX HLSL)

スクリーン空間の x 座標に対する、指定された値の偏微分を返します。

ret ddx(x)

この関数は、スクリーン空間の x 座標に対する偏微分を計算します。スクリーン空間の y 座標に対する偏微分を計算するには、ddy 関数を使用します。

この関数はピクセル シェーダーでのみサポートされています。

パラメーター

  • x
    [in] 指定された値。

戻り値

x パラメーターの偏微分。

型の説明

名前 テンプレートの型 成分の型 サイズ
x scalarvector、または matrix float 任意
ret 入力 x と同じ float 入力 x と同じ次元

最低限必要なシェーダー モデル

この関数は、次のシェーダー モデルでサポートされています。

シェーダー モデル サポート
シェーダー モデル 5 以上のシェーダー モデル
シェーダー モデル 4
シェーダー モデル 3 (DirectX HLSL)
シェーダー モデル 2 (DirectX HLSL) ps_2_x ではサポート、ps_2_0 では非サポート
シェーダー モデル 1 (DirectX HLSL) ×

この関数は、次の種類のシェーダーでサポートされています。

頂点 ハル ドメイン ジオメトリ ピクセル 演算
x

関連項目

組み込み関数 (DirectX HLSL)