<mexHttpBinding>

HTTP 経由の WS-MetadataExchange (WS-MEX) メッセージ交換に使用されるバインディングの設定を指定します。

スキーマの階層

<system.serviceModel>
  <bindings>
    <mexHttpBinding>

構文

<mexHttpBinding>
   <binding 
       closeTimeout="TimeSpan" 
       name="string" 
       openTimeout="TimeSpan" 
       receiveTimeout="TimeSpan"
       sendTimeout="TimeSpan">
   </binding>
</mexHttpBinding>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明

closeTimeout

クローズ操作が完了するまでの期間を指定する TimeSpan 値。この値は必ず Zero 以上である必要があります。既定値は 00:01:00 です。

name

バインディングの設定名を格納する文字列です。この値は、バインディングの ID として使用されるため、一意にする必要があります。各バインディングには、サービスのメタデータでこれをまとめて一意に識別する name および namespace 属性が含まれています。また、この名前は、同じ種類のバインディング間で一意です。.NET Framework 4 以降では、バインディングおよび動作に名前を付ける必要はありません。既定の構成、および名前のないバインディングと動作の詳細については、「Simplified Configuration」および「Simplified Configuration for WCF Services」を参照してください。

openTimeout

実行中の操作が完了するまでの時間間隔を指定する TimeSpan 値です。この値は必ず Zero 以上である必要があります。既定値は 00:01:00 です。

receiveTimeout

受信操作が完了するまでの時間間隔を指定する TimeSpan 値です。この値は必ず Zero 以上である必要があります。既定値は 00:10:00 です。

sendTimeout

送信操作が完了するまでの時間間隔を指定する TimeSpan 値です。この値は必ず Zero 以上である必要があります。既定値は 00:01:00 です。

子要素

なし。

親要素

要素 説明

<bindings>

この要素には、標準バインディングおよびカスタム バインディングのコレクションが保持されます。

解説

このバインディングは、基本的にはセキュリティを無効にした WSHttpBinding バインディングです。ほとんどのメタデータ要求に対応します。

参照

リファレンス

CreateMexHttpBinding
MexHttpBindingElement

概念

<binding>

その他のリソース

How to: Publish Metadata for a Service Using a Configuration File
Publishing and Retrieving Metadata Over a Custom Binding
Metadata
Windows Communication Foundation Bindings
Configuring System-Provided Bindings
Using Bindings to Configure Services and Clients