Share via


<windowsStreamSecurity>

カスタム バインディングの Windows ストリーム セキュリティ設定を指定します。

スキーマの階層

<system.serviceModel>
  <bindings>
    <customBinding>
      <binding>
        <windowsStreamSecurity>

構文

<windowsStreamSecurity protectionLevel="None/Sign/EncryptAndSign"/>

属性と要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明

protectionLevel

メッセージ レベルのセキュリティを定義します。メッセージに署名すると、転送中のメッセージが第三者によって改ざんされるリスクを軽減します。暗号化により、転送中にデータレベルのプライバシーが提供されます。有効な値は次のとおりです。

  • None: 保護されません。

  • Sign: メッセージは署名されます。

  • EncryptAndSign: メッセージは署名および暗号化されます。

既定値は EncryptAndSign です。

この属性は ProtectionLevel 型です。

子要素

なし

親要素

要素 説明

<binding>

カスタム バインディングのすべてのバインディング機能を定義します。

解説

TCP などのストリーム指向プロトコルおよび名前付きパイプを使用するトランスポートは、ストリーム ベースのトランスポート アップグレードをサポートします。特に、WCF にはセキュリティ アップグレードが用意されています。このトランスポート セキュリティの構成は、この構成要素および <sslStreamSecurity> によってカプセル化され、構成してカスタム バインディングに追加できます。

参照

リファレンス

<customBinding>
CustomBinding
WindowsStreamSecurityElement
WindowsStreamSecurityBindingElement

その他のリソース

Windows Communication Foundation Bindings
Extending Bindings
Custom Bindings