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マップ統合コンポーネント [TfsAdmin ProjectServer]

Visual Studio Team Foundation Server 2013 と Microsoft Project Server の間で複数の統合ポイントを構成しておくと、これらの製品間でデータを同期できます。 この統合を構成するには、TFSAdmin ProjectServer コマンド ライン ツールを使用します。 このツールにアクセスするには、Visual Studio またはチーム エクスプローラーがインストールされている環境でコマンド プロンプト ウィンドウを開き、次のように入力します。

cd %programfiles(x86)%\Microsoft Visual Studio 12.0\Common7\IDE

32 ビット版の Windows では、%programfiles(x86)%%programfiles% に置き換えます。

注意

この構成の概要については、「Team Foundation Server と Project Server の統合の管理」を参照してください。

グローバル パラメーター

次の表のパラメーターを使用すると、TfsAdmin ProjectServer に関する情報を表示できます。

パラメーター

説明

/help

または

/?

コマンド ライン ツールの構文とパラメーターを表示します。

Command /help

または

Command /?

指定する TfsAdmin ProjectServer コマンドの構文とパラメーターを表示します。

TFS と Project Server の統合をサポートするコマンド

タスク

関連するコンテンツ

Team Foundation Server への Project Server の登録を管理する: Project Server と Team Foundation Server を統合するには、最初に Project Web Access または Project Web App (PWA) のインスタンスを Team Foundation Server に登録する必要があります。 この種の登録を管理するには、次のコマンド オプションを使用します。

  • /RegisterPWA: Project Web Access のインスタンスを Team Foundation Server に登録します。

  • /GetRegisteredPWA: 登録済みのインスタンスの一覧を返します。

  • /UnregisterPWA: インスタンスの登録を解除します。

PWA のインスタンスの TFS への登録

チーム プロジェクト コレクションと PWA のインスタンスの関連付けを管理する: チーム プロジェクト コレクションとインスタンスの関連付けを管理するには、次のコマンド オプションを使用します。

  • /MapPWAToCollection: チーム プロジェクト コレクションを Project Web Access のインスタンスにマップします。 コレクションをインスタンスにマップするには、事前にそのインスタンスを登録する必要があります。

  • /GetMappedCollections: マップされているコレクションの一覧を返します。

  • /UnMapPWAFromCollection: コレクションとインスタンスのマッピングを削除します。

PWA のインスタンスへのチーム プロジェクト コレクションのマップ

エンタープライズ プロジェクト計画とチーム プロジェクトの関連付けを管理する: エンタープライズ プロジェクトのタスクとチーム プロジェクトの作業項目を同期するには、プロジェクト計画をチーム プロジェクトにマップする必要があります。 この種のマッピングを管理するには、次のコマンド オプションを使用します。

  • /MapPlanToTeamProject: エンタープライズ プロジェクトをチーム プロジェクトにマップします。 この種のマッピングを作成する前に、エンタープライズ チーム プロジェクトに関連付けられている PWA のインスタンスをマップする必要があります。

  • /GetMappedProjects: チーム プロジェクトにマップされているエンタープライズ プロジェクトの一覧を返します。

  • /UnmapPlanFromTeamProject: チーム プロジェクトとエンタープライズ プロジェクトのマッピングを削除します。

エンタープライズ プロジェクトとチーム プロジェクトの間のマッピングの管理

データ同期に含める作業項目の種類を管理する: 初期構成およびマッピングを行った後で、マップ対象の作業項目の種類を変更できます。 同期に含める作業項目の種類を管理するには、次のコマンド オプションを使用します。

  • /MapWorkItemTypes: チーム プロジェクトで同期に含めることができる作業項目の種類を定義します。 特定の種類の作業項目をマップしているかどうかに関係なく、ユーザーがそれらの作業項目を発行のために送信していなければ、その種類の作業項目は同期されません。

  • /GetMappedWorkItemTypes: チーム プロジェクトで同期に含めるように構成されている作業項目の種類の一覧を返します。

  • /UnmapWorkItemTypes: チーム プロジェクトで作業項目の種類を同期から除外します。

同期対象に含める作業項目の種類の定義

Team Foundation Server と Project Server の間でフィールドをどのようにマップするかをカスタマイズする: 2 つのサーバー製品間でフィールドをマップし、データの同期方法を定義する必要があります。 既定のマッピングをアップロードすることも、マッピングを追加してフィールドの同期方法をカスタマイズすることもできます。 フィールド マップを管理するには、次のコマンド オプションを使用します。

  • /DownloadFieldMappings: フィールド マップをファイルにダウンロードします。

  • /UploadFieldMappings: ファイルに定義されているフィールド マップをアップロードします。

TFS と Project Server の統合におけるフィールド マッピングの管理

データの同期時に発生した最新のエラー メッセージを取得する: /GetSyncMessages コマンド オプションを使用すると、チーム プロジェクト コレクションについて記録された最新のエラーに関する情報を取得して、トラブルシューティングの作業に役立てることができます。

同期エンジンのエラー メッセージの表示

参照

処理手順

TFS と Project Server の統合の構成

概念

データ同期からのコンポーネントの除外

配置構成の変更

Team Foundation Server と Project Server の統合の管理