Bulk modify work items (作業項目の一括変更)

複数の作業項目の複数のフィールドを変更する必要がある場合は、一括変更を行うことができます。 たとえば、複数のバグの優先順位を変更したり、複数のタスクを同じチーム メンバーに再割り当てしたりできます。

Team System Web Access (TWA) を使用すると、同じ値を含んでいる 1 つ以上のフィールドをすばやく変更できます。 異なる値を持つ複数のフィールドを更新する場合は、Excel を使用します。 既に Microsoft Project で作業している場合は、Microsoft Project を使用して一括更新を実行できます。

クエリの実行と作業項目の選択

クエリの結果のページで、変更する作業項目を選択します。

変更する作業項目を選択します

クエリ エディターや検索ボックスを使用してクエリを作成できます。

作業項目の編集または 1 つ以上のフィールドの再割り当て

作業項目を選択した状態で、選択中の項目のいずれかのコンテキスト メニューを開き、すべての項目を再割り当てします。 これによって、チームのメンバー、他のスプリント、または他のイテレーションにすばやく割り当てることができます。

作業項目コンテキスト メニューの [割り当て先] リンク

または、選択したすべての作業項目を同時に編集します。 更新する各フィールドの値を入力します。

一括変更 (TWA)

監査のために、一括更新タスクの説明を入力できます。

一括変更した作業項目をすべて保存します。

保存結果の一括変更 (TWA)

作業項目が太字で表示されている場合は、ローカルの変更がまだ TFS データ ストアに保存されていないことを示します。

作業項目の複製またはコピー

既存の作業項目について、作業項目の種類を変更できません。 ただし、既存の作業項目の複製、および新しい機能の指定を行うことができます。 変更する作業項目を開き、すべてのリンクを含めてコピーして、必要な作業項目の種類を選択します。

[作業項目のコピー] ダイアログ

複製された作業項目は、関連するリンクの種類を通じて元の作業項目に自動的にリンクされます。

ヒント

作業項目を複製し、その種類をタスクに変更した場合、親のバックログ項目またはユーザー ストーリーにリンクするまで、複製されたタスクはスプリント バックログに表示されません。

種類を変更する作業項目が多数存在する場合、Excel を使用してエクスポートし、新しい Excel リストにコピーして、別の作業項目の種類を指定することによって再インポートできます。 「Excel での作業項目の一括追加または変更」を参照してください。

Q & A

Q: バックログを一括変更するにはどうしますか。

A: Web アクセスのバックログ ページから、[クエリの作成] を使用してバックログ項目のクエリを作成します。 次に、Excel でクエリを開いてバックログを一括変更します。 優先順位を変更する場合、バックログ優先順位またはスタック順位フィールドが使用できます。

Q: リンクを一括編集する方法を教えてください。

A: 次のクライアントを使用して、リンクを一括で編集できます。

  • 親子リンクまたは階層リンクを編集する場合は、Excel を使用します。

  • 親子および先行処理/後続処理のリンク関係を編集する場合は、Project を使用します。

  • TWA を使用して、バックログ項目をポートフォリオ バックログ項目にマップできます (これによって親子リンクが作成されます)。

  • チーム エクスプローラーでは、ツリー クエリ内の項目をドラッグして親子リンクを作成または変更できます。

Q: フィールドに複数の値を追加するにはどうすればよいですか。

A: 複数の値をサポートするカスタム コントロールを実装している場合は、Web アクセスではなく Excel を使用してフィールドを一括編集することができます。 Web アクセスでは、フィールドに 1 つの値だけを選択することができます。

Q: TFS から作業項目を削除できますか。

A: できます。 witadmin destroywi を使用して、データベースから作業項目を完全に削除します。

Q: 作業項目の種類へのフィールドの追加、または作業項目の種類のカスタマイズを行うにはどうすればよいですか。

A:カスタム作業項目の種類 (WIT) の変更または追加」を参照してください。

Q: 検索パラメーターの調整方法について教えてください。

A: 詳細については、次のトピックを参照してください。