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プールとアプリケーションの構成

トピックの最終更新日: 2009-07-20

プールを作成したら、プールの構成ウィザードを使用して、組織で使用するセッション開始プロトコル (SIP) ドメインを構成します。プールを構成するのは 1 回だけです。サーバーをプールに追加するたびに構成する必要はありません。ただし、プールを展開した後で構成を変更する場合は、プールの構成ウィザードを再実行できます。たとえば、最初に展開したときに統合コミュニケーション アプリケーションをアクティブ化しなかった場合も、後でプールの構成ウィザードを再実行してこれらのアプリケーションをアクティブ化できます。

プールは、そのプールを作成したバックエンド データベース サーバーで構成することをお勧めします。フロントエンド サーバーでプールを構成する場合は、最初に SQL Server クライアント ツールを手動でインストールする必要があります。

Dd441203.important(ja-jp,office.13).gif重要:
アーカイブ サーバーまたは監視サーバーを展開して、このプールのアーカイブおよび監視を有効にする場合は、プールを構成する前にアーカイブ サーバーまたは監視サーバーを展開すると、プールの構成中にアーカイブと監視の設定を構成できます。それ以外の場合は、管理ツールを使用してこれらを構成できます。詳細については、操作のトピックで「Managing Usage」を参照してください。

Office Communications Server エンタープライズ プールを構成するには

  1. RTCUniversalServerAdmins グループのメンバであるアカウントを使用してコンピュータにログオンします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • Microsoft Office Communications Server CD を挿入し、[Enterprise Edition] をクリックします。
    • ネットワーク共有からインストールする場合は、ネットワーク共有の \setup\amd64 フォルダに移動し、setupEE.exe をダブルクリックします。
  3. 展開ツールで [環境の準備] をクリックします。

  4. [プールの構成] の [実行] をクリックします。

  5. [プール/サーバーの構成ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。

  6. [必要なコア コンポーネント] ページで、[次へ] をクリックしてコア コンポーネントをインストールします。

    Dd441203.note(ja-jp,office.13).gif注:
    以降の作業を続行するには、コンピュータに Office Communications Server に必要なコア コンポーネントがインストールされている必要があります。まだインストールされていない場合は、次のステップを使用します。
  7. [構成するサーバーまたはプール] ページで、ボックスの一覧からプールを選択し、[次へ] をクリックします。

  8. [アプリケーションの構成] ページで、次の操作を行います。

    • 会議アテンダント アプリケーションをアクティブ化するには、[会議アテンダント] チェック ボックスをオンにします。

    • 会議アナウンス サービスをアクティブ化するには、[会議アナウンス サービス] チェック ボックスをオンにします。

    • 応答グループ サービスをアクティブ化するには、[応答グループ サービス] チェック ボックスをオンにします。

    • 外部音声コントロールをアクティブ化するには、[外部音声コントロール] チェック ボックスをオンにします。

      Dd441203.note(ja-jp,office.13).gif注:
      このページのアプリケーションの詳細については、「新しいサーバー アプリケーション」を参照してください。
  9. [次へ] をクリックします。

  10. [SIP ドメイン] ページで、リストに SIP ドメインが表示されていることを確認します。

    Dd441203.note(ja-jp,office.13).gif注:
    SIP ドメインがリストに表示されていない場合は、[現在の環境にある SIP ドメイン] チェック ボックスをオンにし、SIP ドメインを入力し、[追加] をクリックします。エンタープライズ プールがサポートする他のすべての SIP ドメインについて、このステップを繰り返します。
  11. [次へ] をクリックします。

  12. [クライアント ログオン設定] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • Office Communicator クライアントと Microsoft Office Live Meeting 2007 クライアントの自動ログインに DNS SRV レコードを使用する場合は、[一部または全部のクライアントが DNS SRV レコードを使用して自動ログオンする] をオンにします。
      このサーバーまたはプールが自動サインイン要求の認証とリダイレクトにも使用される場合は、[このサーバーまたはプールを自動クライアント ログオン要求の認証とリダイレクトに使用] チェック ボックスをオンにします。

      Dd441203.note(ja-jp,office.13).gif注:
      自動クライアント ログオンの構成時に、クライアントのサインイン要求の認証とリダイレクトに使用するエンタープライズ プールまたは Standard Edition サーバーを 1 つだけ指定する必要があります。
    • 組織の Office Communicator クライアントと Live Meeting 2007 クライアントが自動検出を使用するように構成しない場合は、[クライアントのログオンが手動で構成される] をオンにします。

  13. [次へ] をクリックします。

  14. 次のいずれかを選択します。

    • 前のステップで、[クライアントのログオンが手動で構成される] をオンにした場合は、次のステップに進みます。
    • 前のステップで、[一部または全部のクライアントが DNS SRV レコードを使用して自動ログオンする] をオンにした場合は、[自動ログオン用の SIP ドメイン] ページで、自動サインイン用にサーバーがサポートするドメインのチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。
  15. [外部ユーザー アクセスの構成] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • 外部ユーザー アクセス用のエッジ サーバーの展開」の説明に従って、エッジ サーバーを展開して必要な設定をすべて構成したら、[外部ユーザー アクセスを今すぐ構成] をクリックします。
    • エッジ サーバーを展開していない場合は、[外部ユーザー アクセスを後で構成] をクリックします。
  16. [次へ] をクリックします。

  17. 次のいずれかの操作を行います。

    • 前のステップで [外部ユーザー アクセスを今すぐ構成] をオンにした場合は、「内部サーバーとエッジ サーバーの接続」の説明に従って、このウィザードの操作を完了します。
    • 前のステップで [外部ユーザー アクセスを後で構成] をオンにした場合は、次のステップに進みます。
  18. [サーバーまたはプールの構成準備完了] ページで、指定した設定を確認し、[次へ] をクリックしてプールを構成します。

  19. ファイルがインストールされ、ウィザードが完了したら、[[完了] をクリックしたらログを表示する] チェック ボックスをオンにし、[完了] をクリックします。

  20. ログ ファイルで、各タスクの [実行結果] 列に、プールの構成が正常に終了したことを示す <成功> が表示されていることを確認し、ログ ウィンドウを閉じます。

このドキュメントの Office Communications Server の操作に関する説明および「外部ユーザー アクセス用のエッジ サーバーの展開」の説明に従って、追加の SIP サーバー、ドメイン、およびフォレストの設定を構成できます。SIP ユーザー設定の構成の詳細については、「Office Communications Server のユーザーの作成と有効化」を参照してください。