デジタル資産管理プログラミング モデル

最終更新日: 2011年6月7日

適用対象: SharePoint Server 2010

この記事の内容
名前空間

ECMAScript オブジェクト モデル

このトピックでは、デジタル資産管理プログラミング モデルについて紹介します。モデルで使用される型と名前空間、およびデジタル資産管理のクライアント側のスクリプトで使用される メソッドについて説明します。

名前空間

このセクションでは、デジタル資産管理 API が存在する名前空間について説明します。

表 1. デジタル資産管理 API が存在する名前空間

名前空間

説明

Microsoft.SharePoint.Publishing

カスタム プロパティとパラメーターに基づいてデジタル メディアを提供するようにカスタマイズできるメディア プレーヤーの拡張機能、キャッシュ、およびコンテンツ クエリ Web パーツ (CQWP) をサポートするクラスを含みます。

Microsoft.SharePoint.Publishing.Fields

イメージ フィールド、メディア フィールド、およびフィールド値をサポートするクラスを含みます。

Microsoft.SharePoint.Publishing.WebControls

MediaWebPart クラスを含みます。またイメージ、オーディオ、ビデオをレンダリングおよび表示するためにデジタル メディアで使用される他の Web コントロールを含みます。

Microsoft.SharePoint.Publishing.WebControls.EditingMenuActions

デジタル資産管理で使用される Web コントロールをサポートする編集メニュー アクションを表すクラスを含みます。

このセクションでは、デジタル資産管理プログラミングで使用される重要な型を示します。

表 2. デジタル資産管理プログラミングで使用される重要な型

説明

MediaPlayerExtensions

メディア プレーヤーの設定を示します。

MediaField

メディア ソースと表示設定用のフィールドの種類を示します。

MediaFieldValue

メディア ソースと表示設定のフィールド値を示します。

InsertMediaRibbonButton

メディア用のボタンをリボンに追加します。

MediaDisplayMode

使用可能なメディア プレーヤーの表示モードを指定します。

MediaFieldControl

メディア プレーヤーを使用して、Media フィールドの値を表示できるフィールド コントロールです。

MediaWebPart

メディア プレーヤーを使用してメディア コンテンツを表示する Web パーツ。

ECMAScript オブジェクト モデル

このセクションでは、デジタル資産管理オブジェクト モデルがクライアント オブジェクト モデルと対話して、イメージ、オーディオ、ビデオなどのデジタル コンテンツ タイプの表示と管理を行う方法を説明します。デジタル資産管理用の ECMAScript (JavaScript、JScript) オブジェクト モデルは、3 つの異なる設定で、メディア プレーヤーのクライアント側のレンダリングと表示を管理します。JavaScript オブジェクトモデルは、ビデオまたはオーディオ コンテンツ タイプの再生、シーク、一時停止など、メディア プレーヤーの制御もサポートします。

関連項目

概念

エンタープライズ コンテンツ管理のサンプル

ドキュメント管理プログラミング モデル

発行プログラミング モデル

メタデータおよび分類プログラミング モデル

レコード管理プログラミング モデル

その他の技術情報

クライアント API の使用

マネージ クライアント オブジェクト モデル

マネージ オブジェクト モデルと ECMAScript オブジェクト モデルの相違点

mediaPlayer Class