探索メールボックスを作成する

 

適用先: Exchange Server 2010 SP2, Exchange Server 2010 SP3

トピックの最終更新日: 2014-01-13

Microsoft Exchange Server 2010 セットアップでは、探索メールボックスが既定で作成されます。探索メールボックスは、Exchange コントロール パネル内の検出検索用の対象メールボックスとして利用できます。必要に応じて、追加の探索メールボックスを作成できます。探索メールボックスは、他の目的に使用することや他の種類のメールボックスに変換することはできません。探索メールボックスは、他の種類のメールボックスと同じ手順で削除することができます。

既定では、探索メールボックスには 50 ギガバイト (GB) のメールボックス記憶域クォータがあります。このクォータを増やすことは可能ですが、50 ギガバイトを超える探索メールボックスはサポートされていません。

注意

検出検索の完了後、検索対象のメールボックスとして使用される探索メールボックスには、機密情報が含まれている可能性があります。探索メールボックスへのアクセスを制御して、権限のある人のみが探索メールボックスにアクセスできるようにする必要があります。

複数のメールボックス検索に関連する他の管理タスクについては、「複数メールボックス検索の管理」を参照してください。

シェルを使用して探索メールボックスを作成する

この手順を実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。必要なアクセス許可の一覧については、以下を参照してください。「メッセージングのポリシーと準拠のアクセス許可」の「探索メールボックスの作成」。

注意

EMC を使用して探索メールボックスを作成することはできません。

この例では、New-Mailbox コマンドレットと Discovery スイッチを使用して、探索メールボックス SearchResults を作成します。

New-Mailbox SearchResults -Discovery -UserPrincipalName SearchResults@contoso.com

構文およびパラメーターの詳細については、「new-Mailbox」を参照してください。

この例では、Exchange 組織内の探索メールボックスを一覧表示します。

Get-Mailbox -Resultsize unlimited -Filter {RecipientTypeDetails -eq "DiscoveryMailbox"}

その他のタスク

探索メールボックスを作成した後で、次の操作も実行できます。

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