存続可能ブランチ アプライアンスまたはサーバーの展開

 

トピックの最終更新日: 2010-11-10

復元性エンタープライズ VoIP とはブランチサイトの復元性のことです。つまり、中央サイトへのリンクが使用不能になってもブランチ サイトのユーザーにエンタープライズ VoIP サービスを継続して提供する機能のことです。

小中規模のブランチ サイト (ユーザーが 25 ~ 1,000 のブランチ サイト) の場合は、存続可能ブランチ アプライアンスを展開し、組み込み PSTN ゲートウェイまたは SIP トランクを使用して電話サービス プロバイダーへの公衆交換電話網 (PSTN) 通話を終端するようお勧めします。 存続可能ブランチ アプライアンス は、Windows Server 2008 R2 オペレーティング システム、Lync Server 2010 レジストラー、仲介サーバー ソフトウェア、および PSTN ゲートウェイをすべて 1 つのアプリケーション シャーシで実行するブレード サーバーを組み込んだサードパーティ デバイスです。

ユーザー数が 1,000 ~ 5,000 で、復元性 WAN が存在しないブランチ サイトの場合は、PSTN ゲートウェイと SIP トランクのどちらかを経由して存続可能ブランチ サーバーを電話サービス プロバイダーに接続するようお勧めします。 存続可能ブランチ サーバーは、Lync Server 2010 レジストラーと仲介サーバー ソフトウェアがインストールされている Windows Server ベースのコンピューターです。

note注:
ユーザーと専任の Lync Server 管理者の総数が 5,000 を超えるブランチ サイトの場合は、中央サイトの展開とは別の完全な Lync Server 2010 の展開をお勧めします。
組織内のブランチ サイトにとって最善の復元性ソリューションを選択する場合の指針、および前提条件と計画に関する考慮事項についての情報については、「計画」のドキュメントの「ブランチ サイトの復元要件」を参照してください。

関連項目

その他のリソース

Lync Server 2010 の展開