コール パーク構成の前提条件とユーザー権限
トピックの最終更新日: 2010-12-13
コール パークはエンタープライズ VoIP を展開する際に既定でインストールされる通話管理機能です。 このトピックでは、コール パークの構成の前に用意しておく必要がある項目、および構成タスクの実行に必要なユーザー権限について説明します。
ここでは、読者がコール パークに関する「計画」のドキュメントを読み終えていること前提に説明を進めます (「通話管理機能の計画」を参照)。
コール パーク構成の前提条件
コール パークには、次のコンポーネントが必要です。
アプリケーション サービス
コール パーク アプリケーション
これらのコンポーネントは、エンタープライズ VoIP を展開する際に自動でインストールされます。
通話の保留中に発信者が音楽を聞けるようにするには、保留音ファイルも必要です。 既定の保留音ファイルは、エンタープライズ VoIP を展開する際に自動でインストールされます。 既定のファイルを独自の保留音ファイルと入れ替えることができます。 コール パークは、ファイル ストアを使用してオーディオ ファイルを保管します。
コール パーク構成のユーザー権限
次の管理ツールを使用してコール パークを構成できます。
Lync Server コントロール パネル
Lync Server 管理シェル
これらのツールを使用してコール パーク オービット テーブルを設定し、コール パークで使用される他の設定を構成します。
コール パークの構成には、タスクによって異なりますが、次の管理者の役割のいずれかが必要です。
CsVoiceAdministrator: この管理者の役割は、音声関連のすべての設定とポリシーを作成、構成、および管理できます。
CsUserAdministrator: この管理者の役割は、音声ポリシーでコール パークを有効にすることができます。 また、すべての音声構成に対する読み取り専用の表示アクセス権を持ちます。
CsServerAdministrator: この管理者の役割は、サーバーとサービスを管理、監視、およびトラブルシューティングできます。
CsAdministrator: この管理者の役割は、CsVoiceAdministrator、CsServerAdministrator、および CsUserAdministrator のすべてのタスクを実行できます。
注: |
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管理者権限の詳細については、「Planning for Lync Server 2010 (Lync Server 2010 の計画)」の「役割ベースのアクセス制御」を参照してください。 |