共有データセットまたは埋め込みデータセットを作成する方法 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)
1 つのレポートに使用する埋め込みデータセットか、レポート サーバーに保存して複数のレポートに使用する共有データセットを作成できます。データセットを作成するには、埋め込みデータ ソースまたは共有データ ソースが存在する必要があります。
レポート ビルダーで、次のタスクを実行します。
データセット デザイン ビューで、共有データセットを作成します。共有データセットでは、パブリッシュした共有データ ソースを使用する必要があります。
レポート デザイン ビューで、埋め込みデータセットを作成します。
レポート サーバーまたは SharePoint サイトに直接データセットを保存します。
Business Intelligence Development Studio のレポート デザイナーを使用して、次のタスクを実行します。
ソリューション エクスプローラーで共有データセットを作成します。共有データ ソースには、ソリューション エクスプローラーの [共有データ ソース] フォルダーのデータ ソースを使用する必要があります。
レポート データ ペインで、埋め込みデータセットを作成します。
必要に応じて、レポートと共に共有データセットと共有データ ソースを配置します。各アイテムに対して、[プロジェクトのプロパティ] でレポート サーバーまたは SharePoint サイト上のフォルダーへのパスを指定します。
詳細については、「データセットの作成と追加 (レポート ビルダー 3.0 および SSRS)」を参照してください。
.gif "注意") 注 |
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レポート定義 (.rdl) は、Business Intelligence Development Studio のレポート ビルダー 3.0 およびレポート デザイナーで作成および変更できます。これらの作成環境では、レポートおよび関連アイテムの作成方法、開く方法、および保存方法が異なります。詳細については、microsoft.com Web サイトの「レポート デザイナーとレポート ビルダー 3.0 でのレポートのデザイン (SSRS)」を参照してください。 |
レポート ビルダーを開き、共有データセットを作成するには
レポート ビルダーを開きます。次の図のように、[新しいレポートまたはデータセット] ペインが開きます。
.gif "共有データセット デザイン ビューのレポート ビルダー")
注[新しいレポートまたはデータセット] ペインが表示されない場合は、レポート ビルダーのボタンの [新規作成] をクリックします。
左側のペインの [データセットを作成する] にある [共有データセット] をクリックします。
右側のペインで、[参照] をクリックしてレポート サーバーから共有データ ソースを選択し、[作成] をクリックします。共有データ ソースに関連付けられたクエリ デザイナーが開きます。
クエリ デザイナーで、データセットに含めるフィールドを指定します。
[実行] (!) をクリックしてクエリを実行します。
レポート ビルダーのボタンの [保存] または [名前を付けて保存] をクリックして、共有データセットをレポート サーバーに保存します。
レポート ビルダーを終了するには、[レポート ビルダー] をクリックして、[レポート ビルダーの終了] をクリックします。レポートを使用するには、[レポート ビルダー] をクリックして、[新規作成] または [開く] をクリックします。
クエリ パラメーター オプションを設定するには
レポート ビルダーを開きます。
[開く] をクリックします。
レポート サーバーを参照して共有データ ソースのフォルダーを選択します。
[アイテムの種類] で、ドロップダウン リストの [データセット (*.rsd)] をクリックします。
共有データセットを選択し、[開く] をクリックします。関連付けられているクエリ デザイナーが開きます。
リボンの [データセットのプロパティ] をクリックします。
[パラメーター] をクリックします。このページで、定数または式に既定値を設定し、パラメーターを読み取り専用、Null 値許容、または [クエリから省略] としてマークします。詳細については、「[パラメーター] ([データセットのプロパティ] ダイアログ ボックス) (レポート ビルダー 3.0)」を参照してください。
[OK] をクリックします。
SQL Server リレーショナル データベースからデータセットを作成するには
レポート データ ペインでデータ ソース名を右クリックし、[データセットの追加] をクリックします。[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスの [クエリ] ページが表示されます。
[名前] にデータセットの名前を入力するか、既定の名前をそのまま使用します。
注データセット名は、レポート内部で使用されます。判断しやすいように、データセットには、クエリが返すデータがわかるような名前を付けることをお勧めします。
[データ ソース] で既存の共有データ ソースの名前を参照して選択するか、[新規作成] をクリックして新しい埋め込みデータ ソースを作成します。
[クエリの種類] オプションを選択します。オプションは、データ ソースの種類によって異なります。
データ ソースのクエリ言語を使用したクエリを作成するには、[Text] を選択します。
リレーショナル データベース テーブルのすべてのフィールドを取得するには、[Table] を選択します。
名前を指定してストアド プロシージャを実行するには、[ストアド プロシージャ] を選択します。
[クエリ] には、クエリ、ストアド プロシージャ、またはテーブル名を入力します。あるいは、[クエリ デザイナー] をクリックしてグラフィカルまたはテキストベースのクエリ デザイナー ツールを開くか、[インポート] をクリックして既存のレポートからクエリをインポートします。
ただし、データ ソースでクエリを実行することによってしか、クエリによって指定されたフィールド コレクションを決定できない場合もあります。たとえば、ストアド プロシージャは結果セットのフィールドの変数セットを返す場合があります。[フィールドの更新] をクリックしてデータ ソースでクエリを実行し、レポート データ ペインのデータセット フィールド コレクションを設定するのに必要なフィールド名を取得します。[データセットのプロパティ] ダイアログ ボックスを閉じると、フィールド コレクションがデータセット ノードの下に表示されます。
[タイムアウト] には、レポート サーバーがデータベースからの応答を待機する秒数を入力します。既定値は 0 秒です。クエリ タイムアウト値が 0 秒の場合は、クエリはタイムアウトしません。
[OK] をクリックします。
データセットとそのフィールド コレクションがレポート データ ペインのデータ ソース ノードの下に表示されます。