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[CRI の変換] ダイアログ ボックス

このレポートにはサポートされていない機能を持つカスタム レポート アイテム (CRI) が含まれています。CRI は、レポートにデータを表示するカスタム オブジェクトをサポートするレポート定義言語 (RDL) の拡張機能です。CRI には、サードパーティのソフトウェア ベンダによって提供されるデザイン時コンポーネントおよび実行時コンポーネントが含まれます。

注意注意

システム管理者は、レポート サーバーでカスタム レポートをサポートするかどうかを選択します。レポートで CRI を表示するには、CRI コンポーネントをレポートのプレビューのためにレポート作成クライアントに、およびパブリッシュまたはアップロードされたレポートを表示するためにレポート サーバーにインストールする必要があります。詳細については、「カスタム レポート アイテム」、「脅威と脆弱性の対策 (Reporting Services)」、およびサードパーティのソフトウェア ベンダのマニュアルを参照してください。

新しいレポート定義形式のレポート アイテムに変換できる CRI もあります。変換できる CRI の一覧については、「レポートのアップグレード」を参照してください。次の一覧に従って、このレポートの CRI を変換するかどうかを決定します。

  • [する]   [する] を選択し、可能であればレポート内のすべての CRI を変換します。CRI でサポートされていない機能はアップグレードできません。レポート定義ファイルから削除されます。サポートされていない機能の一覧については、「レポートのアップグレード」を参照してください。レポートを表示すると、CRI がレポートに表示される方法に違いが見られます。

  • [しない]   レポートの CRI を変換しない場合に [しない] を選択します。現在のバージョンでは、レポート プロセッサはこれらの CRI を表示できません。システム管理者が、サードパーティのソフトウェア ベンダから新しいレポート定義形式と互換性のある CRI の新しいバージョンのインストールを計画している場合、[しない] を選択する必要があります。新しいバージョンが使用可能になるまで、CRI はレポート内で赤い X のある空白テキスト ボックスとして表示されます。

どちらの場合でも、レポートは新しいレポート定義形式にアップグレードされ、元のレポートのバックアップ コピーが <Report Name> - Backup.rdl として保存されます。レポート作成ツールにレポートを保存する場合、新しいレポート定義形式でアップグレードされたレポートを保存することになります。レポートをパブリッシュする場合、レポートはまずコンピュータに保存され、それからレポート サーバーにパブリッシュされます。レポートのアップグレード バージョンをレポート サーバーにパブリッシュします。

レポートを保存しない場合、元のレポートは変更されません。ただし、BI Development Studio の SQL Server 2008 バージョン、または新しいレポート定義形式を使用するレポート作成環境では、このレポートは編集できません。レポート マネージャを使用して SQL Server 2008Reporting Services レポート サーバーにアップロードすることで、レポートの元のバージョンを継続して実行できます。詳細については、「ファイルまたはレポートをアップロードする方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。

レポートをレポート サーバーにパブリッシュする代わりに、アップロードする場合、レポート プロセッサはそのレポートを最初の使用時にアップグレードできるかどうかを決定します。 アップグレードできないレポートは下位互換性モードで処理され、Reporting Services の以前のバージョンと同じように表示されます。詳細については、「レポートのアップグレード」を参照してください。

レポート、レポート サーバー、またはレポート作成環境の現在のレポート定義形式を特定するには、「レポート スキーマのバージョンを確認する方法」を参照してください。