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レポートにドリルスルー アクションを追加する方法 (レポート ビルダ 2.0)

レポートには他のレポートへのリンクを含めることができます。メイン レポートのリンクをクリックすると開くレポートがドリルスルー レポートです。ドリルスルー レポートはメイン レポートと同じレポート サーバーにパブリッシュする必要がありますが、別のフォルダでもかまいません。テキスト ボックス、画像、グラフ上のデータ ポイントなど、Action プロパティがあるアイテムにドリルスルー リンクを追加できます。詳細については、「レポート ビルダ 2.0 の F1 ヘルプ」の Action のページのトピックを参照してください。

ドリルスルー アクションを追加するには

  1. デザイン ビューで、リンクを追加するテキスト ボックス、画像、またはグラフを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. アイテムの [プロパティ] ダイアログ ボックスで [アクション] をクリックします。

  3. [レポートに移動する] を選択します。このオプションのダイアログ ボックスに追加のセクションが表示されます。

  4. [レポートの指定] で、移動先レポートの名前を入力するか貼り付けます。または、[参照] をクリックしてレポートを指定するか、式 ([fx]) ボタンをクリックしてレポート名の式を作成します。

    ドリルスルー レポートのパスの形式は、ネイティブ モードと SharePoint 統合モードとで異なります。参照機能を使用した場合は、パスが正しい形式で指定されます。詳細については、「外部アイテムへのパスの指定 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

    ドリルスルー レポートのパラメータを指定する必要がある場合は、次の手順に従ってください。

  5. [レポートの実行に以下のパラメータを使用] で、[追加] をクリックします。パラメータ グリッドに、新しい行が追加されます。

    • [名前] ボックスに、ドリルスルー レポートのレポート パラメータの名前を入力します。ドリルスルー レポートがレポート サーバー プロジェクトにある場合は、ドロップダウン リストのパラメータ名を使用できます。

      注意注意

      パラメータの一覧にある名前は、対象となるレポートで予測されるパラメータと完全に一致する必要があります。たとえば、パラメータ名の大文字と小文字の違いも一致する必要があります。これらの名前が一致しない場合、または予測されるパラメータが一覧にない場合は、ドリルスルー レポートは失敗します。

    • [値] に、ドリルスルー レポートのパラメータに渡す値を入力するか、選択します。

      注意注意

      レポート パラメータに渡す値には、結果が値になる式を指定できます。値の一覧にある式には、現在のレポートのフィールドの一覧が含まれています。

  6. リンクをテストするには、レポートを実行し、このリンクを設定したレポート アイテムをクリックします。テキスト ボックスでは、テキストの色と効果を変更してそのテキストがリンクであることをユーザーに示すと便利です。たとえば、[テキスト ボックスのプロパティ] ダイアログ ボックスの [フォント] プロパティを設定して、色を青に変更し、効果を下線に変更します。