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ニュースレター形式のレポートの作成 (レポート ビルダ 2.0)

データが隣接する複数の列に配置される、複数列から成るニュースレター形式のレポートをデザインできます。ニュースレター形式のレイアウトはレポート全体に適用されます。レポートの上半分にニュースレター形式のレイアウトを指定し、下半分に表形式のレイアウトを指定することはできません。ニュースレター形式のレイアウトを指定すると、レポート サーバーは非常に幅が狭い一連のページとして各列を作成し、それを順に並べることで複数の列に見えるようにします。ページ レベルで設定したプロパティは、レポートの各列に適用されます。列は必要な数だけ定義できます。

最適な結果を得るには、テーブルまたは一覧データ領域を使用します。ニュースレター形式のレポートにサブレポートを埋め込む場合、サブレポートは親レポートの列の設定を継承することに注意してください。サブレポートにニュースレター形式のレイアウトを定義することはできません。

詳細については、「ニュースレター形式のレポートを作成する方法 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

ニュースレター形式のレポートの表示

すべての表示拡張機能がニュースレター形式のレイアウトをサポートしているわけではありません。ニュースレター形式のレポートを表示するには、次の表示拡張機能を使用できます。

  • PDF

  • IMAGE

[印刷プレビュー] を使用してニュースレター形式のレポートをプレビューできます。プレビューと、HTML、MHTML、Excel、Word、CSV、および XML の出力を生成する表示拡張機能では、ニュースレター形式のレイアウトは単一の列として表示されます。

ニュースレター形式のレポートを表示するには、レポートを PDF ファイルまたは IMAGE ファイルとしてエクスポートし、ファイル システムからそのファイルを開く必要があります。HTML ではニュースレター形式のレポート レイアウトがサポートされないため、HTML を既定の出力形式として使用するレポート マネージャや SharePoint Web のパーツからはレポートを実行しないことをお勧めします。最適な結果を得るには、次の代替展開オプションを考慮してください。

  • レポートを .pdf ファイルまたは .tiff ファイルとして共有フォルダの場所に配信するサブスクリプションを作成します。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「Reporting Services でのファイル共有の配信」を参照してください。

  • URL アクセスを使用してレポートを配置します。レポート URL に対して PDF 表示拡張機能または画像表示拡張機能を指定し、必ずニュースレター形式のレイアウトをサポートする出力形式でレポートが開くようにすることができます。詳細については、Reporting Services のドキュメント (SQL Server オンライン ブック) の「URL アクセス」を参照してください。