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その他のレポート アイテムの追加 (レポート ビルダ 2.0)

レポートでは、視覚的な効果の追加、重要な情報の強調、または関連情報の提供のために、テーブル、マトリックス、グラフなどのデータ領域以外にもレポート アイテムが使用されます。レポートにレポート アイテムを追加するには、[挿入] タブをクリックし、アイテムをデザイン画面にドラッグします。プロパティ ペインを使用すると、レポート アイテムのプロパティを変更できます。たとえば、罫線または余白の追加、初期表示または方向の変更、またはアイテムの正確なサイズと位置の指定を行うことができます。

レポート ビルダ 2.0 では、次のレポート アイテムを使用できます。

  • テキスト ボックス   テキスト ボックスは、レポートの任意の場所に配置できます。また、テキスト ボックスには、ラベル、フィールド、計算されたデータを含めることができます。レポートを表示するときにテキスト ボックスに表示する値を定義するには、式を使用します。

    注意注意

    レポート デザイン画面またはレポート デザイン画面上のテキスト ボックスに、レポート データセットのフィールド値を直接ドラッグすると、レポートを表示する際に、結果セットの最初の値のみが表示されます。フィールドのすべての値を表示するには、テーブルまたはマトリックスのセルにフィールドをドラッグする必要があります。

  • 画像   画像には、レポートの画像のバイナリ データが表示されます。画像のソースを指定します。ソースには、Web サーバー上に保存された画像への URL 参照、埋め込み画像データへの参照、またはデータベース内のバイナリの画像データへの参照を指定できます。レポート ビルダ 2.0 では、.bmp ファイル、.jpeg ファイル、.gif ファイル、および .png ファイルがサポートされています。

  • 罫線   罫線は、水平方向、垂直方向、または対角線方向に表示されます。罫線は始点と終点で定義します。また、さまざまなスタイル (太さや色など) を割り当てることができます。罫線にはデータの割り当ては行われません。

  • 四角形   四角形は、グラフィック要素、または他のレポート アイテムのコンテナという 2 つの方法で使用できます。グラフィック要素の場合、四角形には罫線と同じプロパティがあります。コンテナの場合、ツールボックスまたはデザイン画面から四角形にレポート アイテムをドラッグします。四角形は、その中にあるすべてのレポート アイテムの親コンテナとして機能します。親コンテナにレポート アイテムを配置すると、各レポート ページでのアイテムの表示方法を制御できます。詳細については、「レンダリングの動作について (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

  • サブレポート   サブレポートには、親レポートのレポート サーバーに保存されたレポートが表示されます。サブレポートは、完全に書式設定された独立したレポート、またはメイン レポート内に埋め込まれるようデザインされたレポートを参照できます。サブレポートを定義するときは、サブレポートのデータをフィルタ処理するパラメータも定義できます。

    サブレポートを使用するかどうかを決定する場合、特に、サブレポートが複数のレポートによって使用されていない場合は、代わりにデータ領域の使用を検討してください。サブレポートは、それぞれのインスタンスが個別のレポートとして処理されるので、レポート サーバーのパフォーマンスに影響することがあります。データ領域はサブレポートと同じ機能の多くが提供され、柔軟性も同等ですが、パフォーマンスの点で優れています。詳細については、「データ領域の入れ子化 (レポート ビルダ 2.0)」を参照してください。

  • ページ ヘッダーとページ フッター   ページ ヘッダーとページ フッターはそれぞれ、各ページの上部と下部に情報を表示します。レポートの最初のページと最後のページのプロパティでは、ヘッダーとフッターを表示するか非表示にするかを設定できます。

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