Oct 関数

更新 : 2007 年 11 月

指定された値を 8 進数で返します。

Public Shared Function Oct( _
   ByVal Number As { Byte | SByte | Short | UShort | _
   Integer | UInteger | Long | ULong | Object } _
) As String

パラメータ

  • Number
    必ず指定します。任意の有効な数式または文字列型(String) の式です。

例外

例外の種類

エラー番号

条件

ArgumentNullException

5

Number が指定されていません。

ArgumentException

5

Number が数値型ではありません。

非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、「エラー番号」列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と照らし合わせます)。しかし、可能な限り、このエラー処理は Visual Basic の構造化例外処理の概要 で置き換えてください。

解説

引数 Number が整数でない場合は、最も近い整数に丸められてから評価されます。

Number の値

Oct の戻り値

ゼロ (0)

その他の数値

最大 22 桁の 8 進数

適切な範囲内の数字の前に &O を付けることで、8 進数を直接表すことができます。たとえば、&O10 は、10 進数の 8 を 8 進数で表したものです。

使用例

Oct 関数を使って 8 進数の数値を返す例を次に示します。

Dim TestOct As String
' Returns "4".
TestOct = Oct(4)
' Returns "10".
TestOct = Oct(8)
' Returns "713".
TestOct = Oct(459)

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

モジュール : Conversion

アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

参照

変換の概要

Hex 関数 (Visual Basic)

データ型変換関数

ArgumentNullException