MkDir 関数

更新 : 2007 年 11 月

新しいディレクトリを作成します。

My 機能により、MkDir よりも、ファイルの I/O 操作の生産性とパフォーマンスが向上します。詳細については、「My.Computer.FileSystem.CreateDirectory メソッド」を参照してください。

Public Sub MkDir(ByVal Path As String)

パラメータ

  • Path
    作成するディレクトリを表す文字列 (String) 式を指定します。引数 Path にはドライブを含めることができます。ドライブを指定しない場合、MkDir 関数は現在のドライブにディレクトリを新規作成します。

例外

例外の種類

エラー番号

条件

ArgumentException

52

Path が指定されていません。または空です。

SecurityException

70

アクセス許可が拒否された。

IOException

75

ディレクトリが既に存在しています。

非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、「エラー番号」列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と照らし合わせます)。しかし、可能な限り、このエラー処理は Visual Basic の構造化例外処理の概要 で置き換えてください。

k1d22wfh.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

ディレクトリまたはフォルダを作成するには、読み取りと書き込み両方のファイル I/O アクセス許可が必要です。詳細については、「FileIOPermission」および「コード アクセス許可」を参照してください。

解説

この関数を使用すると、既存のディレクトリが存在していたり、Path が無効である場合を除き、Path で指定された新しいディレクトリが作成されます。Path パラメータには、ファイルのパスではなく、ディレクトリのパスを指定する必要があります。

使用例

MkDir 関数を使ってディレクトリを新規作成するコード例を次に示します。ドライブを指定しない場合、現在のドライブにディレクトリを新規作成します。

' Make new directory.
MkDir("C:\TESTDIR")

スマート デバイス開発者のためのメモ

この関数はサポートされていません。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

モジュール : FileSystem

アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

処理手順

方法 : Visual Basic でディレクトリを作成する

参照

ChDir 関数

CurDir 関数

RmDir 関数

ArgumentException

IOException