Visual Studio の ClickOnce デプロイメント

このセクションでは、ClickOnce デプロイメントを使用するプロジェクトの展開方法について説明します。

ClickOnce デプロイメントを使用すると、ネットワーク上に Windows アプリケーションを展開するために必要な時間と手間を削減できます。各実行可能ファイルをそれぞれ個別のハード ドライブに配布するのではなく、ClickOnce デプロイメントは共通の Web ページに実行可能ファイルを置き、すべてのユーザーはその Web ページから実行可能ファイルを起動できます。起動プロセスでは、ユーザーのハード ドライブにコピーが取得されます。それを使用してアプリケーションをローカルで再起動できます。ただし、このローカル コピーは、Web ページにあるソースの実行可能ファイルが更新されていないか定期的にチェックします。

Windows アプリケーションの更新は Web サーバーに再公開されるので、クライアントでは最新のアプリケーション ファイルを使用できます。古いバージョンの Windows アプリケーションがクライアント マシンでローカルで開かれている場合、更新ダイアログ ボックスのオプションによって Web サーバーからの更新の有無を確認できます。ClickOnce デプロイメントは、.NET 2.0 Framework 以降を使用する Windows アプリケーションでのみ使用できます。

Note

Crystal Reports 2008 では、ホーム サイト オプションはサポートされません。

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