JScript の関数

JScript の関数は、アクションを実行したり、値を返したりできます。 たとえば、現在の時刻を表示したり、その時刻を表す文字列を返したりできます。 関数は、グローバル メソッドとも呼ばれます。

関数は、いくつかの演算を組み合わせて名前を付けたものです。関数によってコードは簡素化され、再利用できるようになります。 一連のステートメントを記述してそれに名前を付けておくと、名前を呼び出して必要な情報を渡すことで、一連のステートメントをまとめて実行できます。

関数に情報を渡すには、渡す情報を関数名の後ろにかっこで囲んで指定します。 関数に渡される情報は、引数またはパラメーターと呼ばれます。 関数には、引数を受け取らないものと、1 つ以上の引数を必要とするものがあります。 用途に応じて引数の数が変わる関数もあります。

JScript では、あらかじめ言語に組み込まれている関数と独自に作成する関数の、2 種類の関数がサポートされています。

このセクションの内容

  • 型の注釈
    型の注釈の概念と、関数定義で型の注釈を使用してデータ型の入出力を制御する方法について説明します。

  • ユーザー定義の JScript 関数
    JScript で新しい関数を定義して使用する方法について説明します。

  • 再帰
    再帰の概念と、再帰関数を作成する方法について説明します。

関連項目

  • JScript の演算子
    算術演算子、論理演算子、ビット処理演算子、代入演算子、およびその他の演算子の一覧を示し、これらの演算子の効果的な使用方法について説明する情報へのリンクを示します。

  • JScript のデータ型
    JScript のプリミティブ データ型、参照データ型、および .NET Framework データ型の使用方法について説明するトピックへのリンクを示します。

  • JScript における型の強制変換
    型の強制変換の概念、使用方法、および制限について説明します。

  • function ステートメント
    関数宣言の構文について説明します。