OLE ドラッグ アンド ドロップとデータ転送クラス

これらのクラスは OLE データ転送で使われます。 これらは、クリップボードやドラッグ アンド ドロップを使って、アプリケーション間でデータを転送できるようにします。

  • COleDropSource
    開始から終了までドラッグ アンド ドロップ操作を制御します。 このクラスはドラッグ アンド ドロップ操作がいつ開始され、いつ終了するかを決定します。 また、ドラッグ アンド ドロップ操作中、フィードバックのカーソルも表示します。

  • COleDataSource
    アプリケーションがデータ転送のデータを提供するときに使用します。 COleDataSource は、オブジェクト指向のクリップボード オブジェクトとして表示できます。

  • COleDropTarget
    ドラッグ アンド ドロップ操作のターゲットを表現します。 COleDropTarget オブジェクトは画面上のウィンドウに対応します。 これは、ドロップされるデータを受け入れることができるかどうかを決め、実際のドロップ操作を実装します。

  • COleDataObject
    COleDataSource の受信側として使用します。 COleDataObject オブジェクトは、COleDataSource オブジェクトが保存するデータへのアクセスを提供します。

参照

概念

クラス ライブラリの概要