方法: テストの実行中に共有ステップを使用する
いくつかの異なる手動テスト ケースに、共通する一連のテスト ステップが含まれている場合は、共有ステップを作成することによって、共通するステップをそれらの手動テスト ケースに挿入できます。 たとえば、いくつかのテストすべてでユーザーによる顧客の住所の入力が必要な場合、すべてのテストに 1 つの共有ステップを使用できます。 共有ステップを使用するもう 1 つの利点は、変更が必要となるのが 1 つの共有ステップだけであり、さまざまなテスト全体で同一のステップを編集する必要がないことです。 詳細については、「方法: 共有ステップを使用してテスト ケースの共通のステップを共有する」を参照してください。
共有ステップを作成し、手動テストに挿入した後、共有ステップを使用するには、そのステップを展開し、各ステップの結果を一般的なシーケンシャル ステップとしてマークします。 共有ステップは、操作の記録として保存することもできるため、共有ステップに含まれているステップを自動再生できます。 詳細については、「方法: 共有ステップの操作の記録を作成する」を参照してください。
テストの実行中に共有ステップを使用するには
共有ステップが含まれている手動テストを実行します。 詳細については、「方法: 共有ステップを使用してテスト ケースの共通のステップを共有する」および「方法: 手動テストを実行する」を参照してください。
[テストの開始] ダイアログが表示されたら、[操作の記録の作成] をオフにし、[テストの開始] をクリックします。
注意
操作の記録を作成する方法および共有ステップの操作の記録を作成する方法の詳細については、「手動テストの記録と再生」および「方法: 共有ステップの操作の記録を作成する」を参照してください。
共有ステップの左側にある矢印をクリックします。
共有ステップが展開されます。
テスト ステップの右側にあるアクティブ アイコンの横のドロップダウン矢印をクリックし、[成功] または [失敗] をクリックして、各テスト ステップの結果をマークします。
次のグローバル ショートカット キーを使用すると、テスト対象のアプリケーションの入力フォーカスを変更することなく、テスト ステップをマークできます。
テスト ステップに成功: Win + Ctrl + Q
テスト ステップに失敗: Win + Ctrl + W
注意
検証テスト ステップでテスト ステップに成功または失敗とマークしないと、テスト結果は自動的に失敗したものとしてマークされます。 すべての検証テスト ステップの予想される結果を検証し、実際の結果に基づいてテスト ステップをマークする必要があります。
参照
処理手順
方法: 共有ステップを使用してテスト ケースの共通のステップを共有する