Visual Basic コンパイラオプション一覧 (アルファベット順)

[アーティクル]
08/09/2011

Visual Basic のコマンドラインコンパイラは、Visual Studio 統合開発環境 (IDE) からプログラムをコンパイルする方法の代替手段として用意されています。 Visual Basic コマンドラインコンパイラオプションの一覧をアルファベット順で次に示します。

オプション	目的
@ (応答ファイルの指定)	応答ファイルを指定します。
/?	コンパイラオプションを表示します。このコマンドは、/help オプションを指定するのと同じです。コンパイルは行われません。
/addmodule	指定ファイルからのすべての型情報をコンパイル中のプロジェクトで使用できるようにします。
/baseaddress	ダイナミックリンクライブラリ (DLL: Dynamic Link Library) のベースアドレスを指定します。
/bugreport	バグを簡単に報告するための情報を含むファイルを作成します。
/codepage	コンパイルですべてのソースコードファイルに使用するコードページを指定します。
/debug	デバッグ情報を生成します。
/define	条件付きコンパイルの記号を定義します。
/delaysign	アセンブリに完全に署名するか、部分的に署名するかを指定します。
/doc	ドキュメントコメントを XML ファイルに出力します。
/errorreport	Visual Basic コンパイラが内部コンパイラエラーを出力する方法を指定します。
/filealign	出力ファイルのセクションを配置する場所を指定します。
/help	コンパイラオプションを表示します。このコマンドは、/? オプションを指定するのと同じです。コンパイルは行われません。
/imports	指定のアセンブリから名前空間をインポートします。
/keycontainer	アセンブリに厳密な名前を付けるために、キーペアのキーコンテナーの名前を指定します。
/keyfile	アセンブリに厳密な名前を付けるキーおよびキーペアを含むファイルを指定します。
/langversion	コンパイラが指定されたバージョンの Visual Basic に含まれる構文のみを受け入れるよう指定します。
/libpath	/reference オプションによって参照されるアセンブリの場所を指定します。
/linkresource	マネージリソースへのリンクを作成します。
/main	起動時に使用する Sub Main プロシージャを含むクラスを指定します。
/moduleassemblyname	モジュールが含まれるアセンブリの名前を指定します。
/netcf	.NET Compact Framework を対象とするようにコンパイラを設定します。
/noconfig	コンパイルに Vbc.rsp を使用しません。
/nologo	コンパイラの開始メッセージが表示されないようにします。
/nostdlib	コンパイラが標準のライブラリを参照しないよう指定します。
/nowarn	警告を生成するコンパイラの機能が表示されないようにします。
/nowin32manifest	コンパイラがアプリケーションマニフェストを実行可能ファイルに埋め込まないよう指定します。
/optimize	コードの最適化を有効または無効にします。
/optioncompare	文字列比較をバイナリで行うか、ロケール固有のテキストの意味を使用して行うかを指定します。
/optionexplicit	変数を明示的に宣言するよう強制します。
/optioninfer	変数の宣言に対するローカル型の推定の使用を有効にします。
/optionstrict	厳密な言語の意味を適用します。
/out	出力ファイルを指定します。
/platform	コンパイラが出力ファイルの対象とするプロセッサのプラットフォームを指定します。
/quiet	構文関連のエラーおよび警告に関するコードが表示されないようにします。
/recurse	コンパイルするソースファイルをサブディレクトリで検索します。
/reference	アセンブリからメタデータをインポートします。
/removeintchecks	整数のオーバーフローチェックを無効にします。
/resource	マネージリソースをアセンブリに埋め込みます。
/rootnamespace	すべての型宣言の名前空間を指定します。
/sdkpath	Mscorlib.dll と Microsoft.VisualBasic.dll の場所を指定します。
/target	出力ファイルの形式を指定します。
/utf8output	UTF-8 エンコーディングを使用してコンパイラ出力を表示します。
/vbruntime	コンパイラが、Visual Basic ランタイムライブラリを参照しないで、または特定のランタイムライブラリを参照してコンパイルを実行するよう指定します。
/verbose	コンパイル時のその他の情報を出力します。
/warnaserror	警告をエラーとして扱います。
/win32icon	.ico ファイルを出力ファイルに挿入します。
/win32manifest	プロジェクトの移植可能な実行可能 (PE) ファイルに埋め込むユーザー定義の Win32 アプリケーションマニフェストファイルを識別します。
/win32resource	Win32 リソースを出力ファイルに挿入します。