CBitmap::LoadBitmap

lpszResourceName で指定したビットマップ リソース、またはアプリケーションが実行できるファイルから nIDResource で指定された ID 番号で識別されるビットマップ リソースを読み込みます。

BOOL LoadBitmap(
   LPCTSTR lpszResourceName 
);
BOOL LoadBitmap(
   UINT nIDResource 
);

パラメーター

  • lpszResourceName
    ビットマップ リソース名を表す NULL で終わる文字列へのポインター。

  • nIDResource
    ビットマップ リソースのリソース ID 番号。

戻り値

正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

読み込まれたビットマップは CBitmap オブジェクトに結び付けられます。

lpszResourceName で識別されるビットマップが存在しない場合、またはビットマップを読み込むための十分なメモリがない場合は、0 を返します。

LoadBitmap 関数で読み込んだビットマップは、CGdiObject::DeleteObject 関数で削除できます。また、CBitmap デストラクターで自動的に削除することもできます。

ヒント

デバイス コンテキストに取り込まれているオブジェクトは削除できません。

Windows Versions 3.1 以降に追加されたビットマップは、次のとおりです。

OBM_UPARRROWIOBM_DNARROWIOBM_RGARROWIOBM_LFARROWI

これらのビットマップは、Windows Version 3.0 以前のバージョンのデバイス ドライバーにはありません。 ビットマップの一覧と表示形式については、Windows SDK を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CBitmap クラス

階層図

CBitmap::LoadOEMBitmap

LoadBitmap

CGdiObject::DeleteObject

その他の技術情報

CBitmap のメンバー