スプレッドシート フィールド

デバッガのユーザー インターフェイスには、Microsoft® Excel に似たインターフェイスを持つスプレッドシート フィールドが使用されています。スプレッドシート フィールドは、ウォッチ ウィンドウ、変数ウィンドウ、および [クイック ウォッチ] ダイアログ ボックスで使用されます。

スプレッドシート フィールドが表示されるウィンドウによって、編集できるセルは異なります。変数ウィンドウでは、[値] 列のセルが編集可能です。ウォッチ ウィンドウでは、[シンボル名] および [値] 列のセルが編集可能です。

スプレッドシート フィールドには、配列変数、オブジェクト変数、構造体変数、およびポインタ変数を表示するコントロールが含まれています。変数がポインタである場合、ポインタのすぐ下には、示される値が含まれています。変数が配列、オブジェクト、または構造体の場合、変数の下には、コンポーネントの要素またはメンバが含まれています。

変数の [シンボル名] 列にはプラス記号 (+) のボックスが付いています。このプラス記号 (+) をクリックすると変数が展開されます。展開したツリーには、別のボックスが含まていることがあります。変数が展開されてると、[シンボル名] 列にはマイナス記号 (-) が表示されます。変数を選択してから、+ キーまたは キーを押して展開することもできます。変数を選択してから、- キーまたは キーを押すと、展開されていた表示が折りたたまれます。

スカラー変数には展開するコンポーネントがないため、[シンボル名] 列にボックスは表示されません。

これらのフィールドで作業中、列の境界線をダブルクリックすると、列の幅がセルの内容に合わせて自動的に調整されます。また、列の右端の境界線をドラッグすると、列幅を任意のサイズに手動で変更することができます。

行の高さは現在のフォントに合うよう調整されており、変更することはできません。フォント サイズを変更するには、[ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスの [書式] タブを使用します。

関連項目

カーネル デバッガを使用する