[フィルター] ダイアログ ボックス (Excel 用 MDS アドイン)

適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance

Excel 用マスター データ サービス アドインでは、[フィルター] ダイアログ ボックスを使用して、MDS によって管理されるデータを Excel に読み込む前に絞り込むことができます。

このダイアログ ボックスには、 [列][行][概要]の 3 つのセクションがあります。

[列]

Excel で表示する属性 (列) を決定するには、 [列] セクションを使用します。

コントロール名 説明
属性の型 属性の型は、使用するメンバーの種類を示します。 ほとんどの場合は [リーフ]です。 メンバーの種類の詳細については、「メンバー (マスター データ サービス)」を参照してください。
明示的階層 属性の型として [統合] を選択した場合に、統合メンバーが属する階層を選択します。 詳細については、「明示的階層 (マスター データ サービス)」を参照してください。
属性グループ 属性グループは、属性のサブセットをグループ化する方法です。 使用可能な属性のサブセットを表示する場合は、属性グループを選択します。 属性グループの詳細については、「属性グループ (マスター データ サービス)」を参照してください。
[すべて選択] 一覧に表示されているすべての属性を選択します。
[すべてクリア] 一覧に表示されている選択済みの属性をクリアします。

[名前] および [コード]をクリアすることはできません。
↑/↓ 選択した属性を一覧内で上下に移動します。 この順序 (上から下) は、ワークシート内で列が表示される順序 (左から右) に対応します。

Excel で表示するメンバー (行) を決定するには、 [行] セクションを使用します。 この操作は、表示される行をフィルター選択する条件を定義することによって行います。

コントロール名 説明
属性 フィルター処理の基準にする属性が表示されます。 属性が表示されない場合は、属性が追加されていません。

注: ワークシートに表示しない属性を基準にフィルター処理を行うことができます。
[オペレーター] 選択した属性の型に対応する演算子が表示されます。 詳細については、「フィルター演算子 (マスター データ サービス)」を参照してください。
条件 フィルター処理に使用する条件。
概要の更新 大きなデータセットを操作する場合に、クリックすると、読み込まれるデータの量に関する詳細を含む [概要] セクションが更新されます。
追加 [列] セクションで属性をクリックし、 [追加]をクリックすると、属性がフィルターの一覧に追加されます。
[すべて削除] 一覧からすべてのフィルターを削除します。
Remove 一覧から選択したフィルターを削除します。

概要

データを読み込む前に、読み込まれるデータの量に関する詳細を表示するには、 [概要] セクションを使用します。

コントロール名 説明
モデル モデルの名前。
バージョン バージョンの名前。
Entity エンティティの名前。
Excel に読み込まれる行数。 [行] セクションで適用したフィルターに基づきます。
[列] Excel に読み込まれる列数。 [列] セクションで選択した属性に基づきます。

参照

エクスポート前のデータのフィルター適用 (Excel 用 MDS アドイン)
概要: Excel へのデータのエクスポート (Excel 用 MDS アドイン)