検証 (Master Data Services)

適用対象: SQL Server - Windows のみ Azure SQL Managed Instance

マスター データ サービスでは、データを検証してその正確性を確保します。 一部の検証は自動的に行われますが、それ以外の検証は管理者が作成するビジネス ルールに基づきます。

データ検証の実行タイミング

検証はさまざまなタイミングで行われ、マスター データ サービス Web アプリケーションにさまざまにに表示されます。

検証タイプ 決定基準 実行タイミング マスター データ マネージャー Web UI での表示 Excel 用アドインでの表示 MDS リポジトリにデータが保存されるかどうか
ビジネス ルールの検証 MDS 管理者 ユーザーがデータを追加または編集するときは、自動

ユーザーがビジネス ルールを適用するときは、手動

マスター データ マネージャー Web アプリケーションの [バージョン管理] の機能的領域の管理者がビジネス ルールに対してバージョンを検証するときは手動。
検証エラー ValidationStatus はい
データ型およびコンテンツの検証 モデル オブジェクトの (属性の長さやデータ型など) を作成するときは、MDS 管理者 ユーザーがデータを追加または編集するときは、自動 入力エラー InputStatus いいえ
データ型およびコンテンツの検証 SQL Server またはマスター データ サービス ユーザーがデータを追加または編集するときは、自動 入力エラー InputStatus いいえ
タスクの説明 トピック
データを検証するために、ビジネス ルールを作成してパブリッシュする。 ビジネス ルールの作成とパブリッシュ (マスター データ サービス)
ビジネス ルールに対してデータのバージョンを検証する 管理者のみ。 ビジネス ルールに対するバージョンの検証 (マスター データ サービス)
ビジネス ルールに対してデータの特定のサブセットを検証する ( [エクスプローラー] 機能領域への権限があるすべてのユーザー)。 ビジネス ルールに対して特定のメンバーを検証する (マスター データ サービス)
ビジネス ルールに対してデータの特定のサブセットを検証する [エクスプローラー] の機能的領域へのアクセス権があり、Excel 用アドインを使用しているすべてのユーザー。 ビジネス ルールの適用 (Excel 用 MDS アドイン)

参照

ビジネス ルール (マスター データ サービス)