sp_databases (Transact-SQL)

適用対象:SQL Server

SQL Serverのインスタンスに存在するか、データベース ゲートウェイを介してアクセスできるデータベースを一覧表示します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

  
sp_databases  

リターン コードの値

なし

結果セット

列名 データ型 説明
DATABASE_NAME sysname データベースの名前です。 データベース エンジンでは、この列は sys.databases カタログ ビューに格納されているデータベース名を表します。
DATABASE_SIZE int データベースのサイズ (キロバイト単位)。
備考 varchar(254) データベース エンジンの場合、このフィールドは常に NULL を返します。

解説

返されるデータベース名は、現在のデータベース状況を変更するために USE ステートメントでパラメーターとして使えます。

DATABASE_SIZEは、2.15 TB を超えるデータベースの NULL 値を返します。

sp_databases には、Open Database Connectivity (ODBC) に同等の機能はありません。

アクセス許可

CREATE DATABASE、ALTER ANY DATABASE、または VIEW ANY DEFINITION 権限が必要で、データベースへのアクセス許可が必要です。 VIEW ANY DEFINITION 権限を拒否できません。

の実行例を次に sp_databases示します。

USE master;  
GO  
EXEC sp_databases;  

参照

sys.databases (Transact-SQL)
HAS_DBACCESS (Transact-SQL)