sp_OASetProperty (Transact-SQL)

適用対象:SQL Server

OLE オブジェクトのプロパティを新しい値に設定します。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

  
sp_OASetProperty objecttoken , propertyname , newvalue [ , index... ]  

引数

objecttoken
sp_OACreateによって以前に作成された OLE オブジェクトのオブジェクト トークンです。

propertyname
新しい値に設定する OLE オブジェクトのプロパティ名を指定します。

newvalue
プロパティの新しい値を指定します。指定する場合は、適切なデータ型の値にする必要があります。

インデックス
インデックス パラメーターです。 指定する場合、 インデックス は適切なデータ型の値である必要があります。

一部のプロパティにはパラメーターがあります。 これらのプロパティはインデックス付きプロパティと呼ばれ、パラメーターはインデックス パラメーターと呼ばれます。 プロパティには、複数のインデックス パラメーターを指定できます。

Note

このストアド プロシージャのパラメーターは、名前ではなく位置によって指定されます。

リターン コードの値

0 (成功) または 0 以外の数値 (失敗) は、OLE オートメーション オブジェクトによって返される HRESULT の整数値です。

HRESULT リターン コードの詳細については、「OLE オートメーションのリターン コードとエラー情報」を参照してください

アクセス許可

sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。または、このストアド プロシージャに対して直接アクセス許可を実行する必要があります。 Ole Automation Procedures OLE オートメーションに 関連するシステム プロシージャを使用するには、構成を有効にする 必要があります。

次の例では、 HostName (以前に作成 した SQLServer オブジェクトの) プロパティを新しい値に設定します。

EXEC @hr = sp_OASetProperty @object, 'HostName', 'Gizmo';  
IF @hr <> 0  
BEGIN  
   EXEC sp_OAGetErrorInfo @object  
    RETURN  
END'  

参照

OLE オートメーション ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
OLE オートメーションのサンプル スクリプト