改ページ対応レポートの行の高さまたは列の幅を変更する (レポート ビルダー)

適用対象: Microsoft レポート ビルダー (SSRS) Power BI Report Builder SQL Server Data Tools のレポート デザイナー

行の高さを設定する場合は、レンダリングされる改ページ対応レポートの行の最大の高さを指定します。 ただし、規定では、行内のテキスト ボックスは、実行時にデータを収容できるように縦方向に拡大されるように設定されています。 この設定により、指定した高さを超えて行が展開される可能性があります。 行の高さを固定するには、行の高さが自動的に拡張されないようにテキスト ボックスのプロパティを変更する必要があります。

列の幅を設定することは、表示されるレポートの列の最大の幅を指定することです。 列の幅は、格納するテキストに合わせて自動的に調整されたりはしません。

行または列のセルに四角形領域またはデータ領域が含まれる場合、セルに含まれるアイテムの高さおよび幅によってセルの最小の高さと幅が決定されます。 詳細については、「 レンダラーの動作 (レポート ビルダー)」を参照してください。

Note

ページ分割されたレポートの定義ファイル (.rdl) は、Microsoft レポート ビルダー、Power BI レポート ビルダー、または SQL Server Data Tools のレポート デザイナーを使用して作成および変更できます。

行ハンドルを移動して行の高さを変更する

  1. [デザイン] ビューで、Tablix データ領域の任意の場所を選択します。 Tablix データ領域の外側の境界線に灰色の行ハンドルが表示されます。

  2. 拡張する行ハンドルの端の上にマウス ポインターを移動します。 両方向矢印が表示されます。

  3. 行の端を選択し、上下に移動して行の高さを調整します。

セルのプロパティを設定して行の高さを変更する

  1. デザイン ビューで、テーブル行のセルを選択します。

    テーブル内の選択されたセル

  2. 表示された [プロパティ] ペインで [高さ] プロパティを変更し、[プロパティ] ペインの外側の任意の場所を選択します。

    選択したテーブル セルの [プロパティ] ウィンドウのスクリーンショット

行が垂直方向に自動的に拡張されないようにする

  1. [デザイン] ビューで、Tablix データ領域の任意の場所を選択します。 Tablix データ領域の外側の境界線に灰色の行ハンドルが表示されます。

  2. 行ハンドルを選択して、行を選択します。

  3. [プロパティ] ペインで、CanGrowFalse に設定します。

    Note

    [プロパティ] ペインが表示されない場合は、[表示] メニューの [プロパティ] を選択します。

列の幅を変更する

  1. デザイン ビューで、Tablix データ領域の任意の場所を選択します。 Tablix データ領域の外側の境界線に灰色の列ハンドルが表示されます。

  2. 拡張する列ハンドルの端の上にマウス ポインターを移動します。 両方向矢印が表示されます。

  3. 列の端を選択し、左右に移動して列の幅を調整します。

Tablix データ領域 (Report Builder)
Tablix データ領域のセル、行、および列 (Report Builder)
テーブル (Report Builder)
マトリックス (Report Builder)
リスト (Report Builder)
テーブル、マトリックス、リスト (Report Builder)