Spy++ の概要Introducing Spy++

Spy++ で実行できるタスクは以下のとおりです。Spy++ lets you perform the following tasks:

  • システム オブジェクト間の関係のグラフィカルなツリーを表示します。Display a graphical tree of relationships among system objects. これには、 プロセススレッドウィンドウが含まれます。These include processes, threads, and windows.

  • 指定された ウィンドウスレッドプロセス、または メッセージを検索します。Search for specified windows, threads, processes, or messages.

  • 選択された ウィンドウスレッドプロセス、または メッセージのプロパティを表示します。View the properties of selected windows, threads, processes, or messages.

  • ビューでウィンドウ、スレッド、プロセス、またはメッセージを直接選択します。Select a window, thread, process, or message directly in the view.

  • ファインダー ツール を使用して、マウス ポインターでウィンドウを選択します。Use the Finder Tool to select a window by mouse pointer positioning.

  • 複雑なメッセージ ログ選択パラメーターを使用して、メッセージ オプションを設定します。Set message option by using complex message log selection parameters.

    Spy++ には、迅速な作業に役立つツールバーとハイパーリンクがあります。Spy++ has a toolbar and hyperlinks to help you work faster. また、アクティブなビューを更新する [更新] コマンド、スパイを容易にする ウィンドウ ファインダー ツール 、ビュー ウィンドウをカスタマイズする [フォント] ダイアログ ボックスが用意されています。It also provides a Refresh command to update the active view, a Window Finder Tool to make spying easier, and a Font dialog box to customize view windows. さらに、Spy++ ではユーザー設定の保存と復元が可能です。Additionally, Spy++ lets you save and restore user preferences.

    さまざまな Spy++ ウィンドウでは、右クリックして頻繁に使用するコマンドのショートカット メニューを表示できます。In various Spy++ windows, you can right-click to display a shortcut menu of frequently used commands. 表示されるコマンドは、ポインターの位置によって異なります。Which commands are displayed depends on where the pointer is. たとえば、ウィンドウ ビューのエントリを右クリックし、選択したウィンドウが表示されている場合は、ショートカット メニューの [強調表示] をクリックすると、選択したウィンドウの枠線が点滅して、より簡単に見つけられるようになります。For example, if you right-click an entry in the Window view and the selected window is visible, then clicking Highlight on the shortcut menu causes the border of the selected window to flash so that it can be located more easily.

注意

Spy++ に似たユーティリティが他に 2 つあります。PView では、プロセスとスレッドについての詳細が表示されます。DDESPY.EXE では、ダイナミック データ エクスチェンジ (DDE) のメッセージを監視できます。There are two other utilities that resemble Spy++: PView, which shows details about processes and threads, and DDESPY.EXE, which lets you monitor Dynamic Data Exchange (DDE) messages.

64 ビット オペレーティング システム64-Bit Operating Systems

Spy++ には 2 つのバージョンがあります。There are two versions of Spy++. 1 番目のバージョンである Spy++ (spyxx.exe) は、32 ビット プロセスで実行しているウィンドウに送信されるメッセージを表示するように設計されています。The first version, named Spy++ (spyxx.exe), is designed to display messages sent to a window that is running in a 32-bit process. たとえば、Visual Studio は 32 ビット プロセスで実行されます。For example, Visual Studio runs in a 32-bit process. したがって、Spy++ を使用して、 ソリューション エクスプローラーに送信されるメッセージを表示できます。Therefore, you can use Spy++ to display messages sent to Solution Explorer. Visual Studio におけるほとんどのビルドの既定の構成は 32 ビット プロセスで実行されるため、Visual Studio の [ツール] メニューで使用できる Spy++ はこの 1 番目のバージョンです (必須コンポーネントがインストールされている場合)。Because the default configuration for most builds in Visual Studio is to run in a 32-bit process, this first version of Spy++ is the one that is available on the Tools menu in Visual Studio, if required components are installed.

2 番目のバージョンである Spy++ (64 ビット) (spyxx_amd64.exe) は、64 ビット プロセスで実行しているウィンドウに送信されるメッセージを表示するように設計されています。The second version, named Spy++ (64-bit) (spyxx_amd64.exe), is designed to display messages sent to a window that is running in a 64-bit process. たとえば、64 ビットのオペレーティング システムでは、メモ帳は 64 ビット プロセスで実行されます。For example, on a 64-bit operating system, Notepad runs in a 64-bit process. したがって、Spy++ (64 ビット) を使用して、メモ帳に送信されるメッセージを表示できます。Therefore, you can use Spy++ (64-bit) to display messages sent to Notepad. 通常、Spy++ (64 ビット) は、Spy++ (64-bit) is typically located in

..\Visual Studio インストール フォルダー\Common7\Tools\spyxx_amd64.exe...\Visual Studio installation folder\Common7\Tools\spyxx_amd64.exe.

どちらのバージョンの Spy++ も、コマンドラインから直接実行できます。You can run either version of Spy++ directly from the command line.

注意

Spy++ (64 ビット) のファイル名には "amd" が含まれますが、すべての x64 Windows オペレーティング システムで動作します。Although the Spy++ (64-bit) file name contains "amd", it runs on any x64 Windows operating system.

関連項目See also