プロパティの拡張

Visual Studio の [プロパティ] ウィンドウは、COM および COM+ コンポーネントのユニバーサル プロパティ ブラウザーであり、すべての Visual Studio 製品がサポートされます。 [プロパティ] ウィンドウでは、ITypeInfo 型情報と COM+ メタデータを使用して、統合開発環境 (IDE) の他のウィンドウで現在選択されているオブジェクトのデザイン時プロパティを一覧表示します。

[プロパティ] ウィンドウは、キーボードの F4 キーを押すか、[表示] メニューの [プロパティ ウィンドウ] を選択して開くことができます。このウィンドウを使用して、選択したオブジェクトについて構成非依存のデザイン時プロパティやイベントを表示および編集できます。 ソリューションおよびプロジェクトに関連付けられている構成依存のプロパティは、[プロパティ ページ]に表示されます。 詳細については、「構成オプションの管理」を参照してください。

Properties window overviewプロパティ ウィンドウ

このセクションでは、プロパティ ウィンドウの個々の領域に関連する詳細情報と、ウィンドウにデータを読み込むために実装と呼び出しが必要なインターフェイスについて説明します。

このセクションの内容

ツール ウィンドウとドキュメント ウィンドウを基準として、プロパティ ウィンドウの目的について説明します。

エンタープライズ テンプレート プロジェクト内にプロジェクトを含める方法と、そのエンタープライズ テンプレートプロジェクトでポリシーを適用する方法について説明します。

プロパティ ウィンドウに表示する情報を決定する選択基準について説明します。

プロパティ ウィンドウのオブジェクト一覧の目的と、この一覧の別のオブジェクトで呼び出しをトリガーするときに、新しいオブジェクトが選択されたことが通知される方法について説明します。

プロパティ ウィンドウのツール バーに表示される 4 つの既定のボタンの目的について説明します。

プロパティ名とプロパティ値のフィールドがグリッドで表示される場所について説明します。

Visual Studio IDE の構成要素としてのプロジェクトについて説明します。

アプリケーションをビルドするときに、継続的にテストおよびデバッグするために Visual Studio プラットフォームを使用する方法について説明します。

IDispatch インターフェイスについて説明します。当初はオートメーションをサポートするために設計されましたが、オブジェクトのメソッドおよびプロパティに関する情報にアクセスしたり取得したりするための遅延バインディング機構を提供しています。

アプリケーション設定の概要について説明します。アプリケーション設定を使用すると、アプリケーションのコンパイル済みコードではなく外部構成ファイルにプロパティ値が格納されるようにアプリケーションを構成できます。

ソリューションとプロジェクトを通じて、開発作業に必要な参照、データ接続、フォルダー、ファイルなどの項目を Visual Studio で効率的に管理する方法について説明します。

Visual Studio サービスを使用して、Visual Studio の他の部分に相当する UI 要素を作成する方法について説明します。