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プログラムによって Excel の計算を実行する

NamedRange コントロールとネイティブの Excel 範囲オブジェクトでは、同様のプロセスを使って計算を実行できます。

適用対象: このトピックの情報は、Excel のドキュメント レベルのプロジェクトおよび VSTO アドインのプロジェクトに適用されます。 詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。

NamedRange コントロールで計算を実行する

次の例では、セル A1 に NamedRange を作成した後、そのセルを計算します。 このコードは、 ThisWorkbook クラスではなく、シート クラスに配置する必要があります。

NamedRange コントロールで計算を実行するには

  1. 名前付き範囲を作成します。

    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange NamedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.get_Range("A1"), "NamedRange1");
    
  2. 指定された範囲の Calculate メソッドを呼び出します。

    NamedRange1.Calculate();
    

ネイティブの Excel 範囲で計算を実行する

ネイティブの Excel 範囲で計算を実行するには

  1. 名前付き範囲を作成します。

    Excel.Range rng = this.Application.get_Range("A1");
    
  2. 指定された範囲の Calculate メソッドを呼び出します。

    rng.Calculate();