driverquery
インストールされているデバイス ドライバーとそのプロパティの一覧を管理者が表示できるようにします。 パラメーターを指定せずに使用した場合、driverquery はローカル コンピューター上で実行されます。
構文
driverquery [/s <system> [/u [<domain>\]<username> [/p <password>]]] [/fo {table | list | csv}] [/nh] [/v | /si]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/s <system> |
名前またはリモート コンピューターの IP アドレスを指定します。 円記号を使用しないでください。 既定値はローカル コンピューターです。 |
/u [<domain>]<username> |
user または domain\user によって指定されたユーザー アカウントの資格情報でコマンドを実行します。 既定では、\s は、コマンドを発行しているコンピューターに現在ログオンしているユーザーの資格情報を使用します。 /u は、/s が指定されていないかぎり使用できません。 |
/p <password> |
指定されているユーザー アカウントのパスワードを指定します、 /u パラメーター。 /p は、/u が指定されていないかぎり使用できません。 |
/fo table | 出力を表として書式設定します。 これは既定値です。 |
/fo list | 出力を一覧として書式設定します。 |
/fo csv | コンマ区切りの値を使用して出力を書式設定します。 |
/nh | 表示されているドライバー情報からヘッダー行を除外します。 /fo パラメーターが list に設定されている場合は無効です。 |
/v | 詳細出力を表示します。 /v は、署名されたドライバーでは無効です。 |
/si | 署名されたドライバーに関する情報を提供します。 |
/? | コマンド プロンプトにヘルプを表示します。 |
例
ローカル コンピューターにインストールされているデバイス ドライバーの一覧を表示するには、次のように入力します。
driverquery
出力をコンマ区切り値 (CSV) 形式で表示するには、次のように入力します。
driverquery /fo csv
出力のヘッダー行を非表示にするには、次のように入力します。
driverquery /nh
ローカル コンピューター上の現在の資格情報を使用して、server1 というリモート サーバーで driverquery コマンドを使用するには、次のように入力します。
driverquery /s server1
ドメイン maindom の user1 に対する資格情報を使用して、server1 というリモート サーバーで driverquery コマンドを使用するには、次のように入力します。
driverquery /s server1 /u maindom\user1 /p p@ssw3d