netcfg

適用対象: Windows Server 2022、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Windows プレインストール環境 (WinPE) で、ワークステーションを展開するために使用する Windows の軽量バージョンをインストールします。

構文

netcfg [/v] [/e] [/winpe] [/l ] /c /i

パラメーター

パラメーター 説明
/v 詳細モードで実行します。
/e インストールとアンインストール中にサービスの環境変数を使用します。
/winpe Windows プレインストール環境 (WinPE) 用の TCP/IP、NetBIOS、Microsoft クライアントをインストールします。
/l INF ファイルの場所を指定します。
/c protocolserviceclient のいずれかの、インストールするコンポーネントのクラスを指定します。
/i <comp-ID> コンポーネント ID を指定します。
/s アダプターの場合は \ta、ネット コンポーネントの場合は n など、表示するコンポーネントの種類を指定します。
/b パスの名前を含む文字列が続く場合は、バインド パスを表示します。
/q <comp-ID> コンポーネント ID がインストールされているかどうかを照会します
/u <comp-ID> コンポーネント ID をアンインストールします。
/m バインド マップを現在のディレクトリの NetworkBindingMap.txt に出力します。 /v と一緒に使うと、バインド マップがコンソールにも表示されます。
/d すべてのネットワーク デバイスでクリーンアップを実行します。 これには再起動が必要です。
/x ネットワーク デバイスでクリーンアップを実行し、物理オブジェクト名のないものをスキップします。 これには再起動が必要です。
/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

プロトコル example を c:oemdir\example.inf を使ってインストールする場合は、次のように入力します。

netcfg /l c:\oemdir\example.inf /c p /i example

MS_Server サービスをインストールする場合は、次のように入力します。

netcfg /c s /i MS_Server

Windows プレインストール環境の TCP/IP、NetBIOS、Microsoft クライアントをインストールする場合は、次のように入力します。

netcfg /v /winpe

コンポーネント MS_IPX がインストールされているかどうかを表示するには、次のように入力します。

netcfg /q MS_IPX

コンポーネント MS_IPX をアンインストールするには、次のように入力します。

netcfg /u MS_IPX

インストールされているすべてのネット コンポーネントを表示するには、次のように入力します。

netcfg /s n

MS_TCPIP を含むバインド パスを表示するには、次のように入力します。

netcfg /b ms_tcpip