schtasks を実行します。

スケジュールされたタスクを直ちに開始します。 実行 操作は、スケジュールは無視されますが、すぐにタスクを実行するプログラム ファイルの場所、ユーザー アカウントおよびタスクに保存されているパスワードを使用します。 タスクを実行するタスクのスケジュールは影響しないため、タスクのスケジュールされた次回の実行を変更することはできません。

構文

schtasks /run /tn <taskname> [/s <computer> [/u [<domain>\]<user> [/p <password>]]]

パラメーター

パラメーター 説明
/tn <taskname> 開始するタスクを特定します。 このパラメーターは必須です。
/s <computer> (または円記号なし) の名前またはリモート コンピューターの IP アドレスを指定します。 既定値はローカル コンピューターです。
/u [<domain>] 指定したユーザー アカウントのアクセス許可を持つには、このコマンドを実行します。 既定では、コマンドは、ローカル コンピューターの現在のユーザーの権限で実行されます。 指定したユーザー アカウントは、リモート コンピューターの Administrators グループのメンバーである必要があります。 /U/p パラメーターが有効に使用する場合のみ /sします。
/p <password> 指定されたユーザー アカウントのパスワードを指定、 /u パラメーター。 /p パラメーターまたはパスワード引数を指定せずに /u パラメーターを使用すると、schtasks ではパスワードの入力が求められます。 /U/p パラメーターが有効に使用する場合のみ /sします。
/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

解説

  • この操作を使用すると、タスクをテストできます。 タスクが実行されない場合、タスク スケジューラ サービスのトランザクション ログ <Systemroot>\SchedLgU.txt にエラーがないかを調べます。

  • リモートでのタスクを実行するには、リモート コンピューターでタスクをスケジュールする必要があります。 タスクを実行するとき、リモート コンピューター上でのみ実行されます。 タスクがリモート コンピューターで実行されていることを確認するには、タスク マネージャーまたはタスク スケジューラ サービスのトランザクション ログ <Systemroot>\SchedLgU.txt を使用します。

セキュリティ スクリプト タスクを開始するには、次のように入力します。

schtasks /run /tn "Security Script"

リモート コンピューター Svr01 で更新タスクを開始するには、次のように入力します。

schtasks /run /tn Update /s Svr01