tpmtool

このユーティリティを使用すると、トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) に関する情報を得ることができます。

重要

一部の情報はリリース前の製品に関連する可能性があり、正式版がリリースされるまでに大幅に変更される場合があります。 Microsoft は、ここに記載されている情報について、明示または黙示を問わず、一切保証しません。

構文

tpmtool /parameter [<arguments>]

パラメーター

パラメーター 説明
getdeviceinformation TPM の基本情報を表示します。 情報フラグの値の詳細については、Win32_Tpm::IsReadyInformation メソッドのパラメーターに関する記事を参照してください。
gatherlogs [出力ディレクトリ パス] TPM ログを収集し、指定されたディレクトリに配置します。 そのディレクトリが存在しない場合は、作成されます。 既定では、ログ ファイルは現在のディレクトリに配置されます。 生成される可能性があるファイルは次のとおりです。
  • TpmEvents.evtx
  • TpmInformation.txt
  • SRTMBoot.dat
  • SRTMResume.dat
  • DRTMBoot.dat
  • DRTMResume.dat
drivertracing [start | stop] TPM ドライバー トレースの収集を開始または停止します。 トレース ログ TPMTRACE.etl が作成され、現在のディレクトリに配置されます。
/? コマンド プロンプトにヘルプを表示します。

TPM の基本情報を表示するには、次のコマンドを入力します。

tpmtool getdeviceinformation

TPM ログを収集して現在のディレクトリに配置するには、次のコマンドを入力します。

tpmtool gatherlogs

TPM ログを収集して C:\Users\Public に配置するには、次のコマンドを入力します。

tpmtool gatherlogs C:\Users\Public

TPM ドライバー トレースを収集するには、次のコマンドを入力します。

tpmtool drivertracing start
# Run scenario
tpmtool drivertracing stop