Windows 10 更新プログラムの配信の最適化の構成

適用対象

  • Windows 10

ユーザー向けの情報をお探しの場合は、Windows Update: FAQ」をご覧ください。

Windows の更新プログラム, アップグレード, およびアプリケーションには、非常に大きなファイルのパッケージを含めることができます。 更新プログラムのダウンロードと配信では、受信するデバイスで非常に多くのネットワーク リソースが消費される場合があります。 配信の最適化を使用すると、これらのパッケージをダウンロードする作業を展開内の複数のデバイスで共有することによって、帯域幅の消費を削減できます。 これを実現できるのは、配信の最適化が自己組織化された分散キャッシュであり、クライアントが従来のインター ネット ベースの Windows Update サーバーに加えて、代替ソース (ネットワーク上の他のピアなど) からこれらのパッケージをダウンロードできるためです。 高速更新プログラムのインストールを有効にすると、配信の最適化を、Windows Update、Windows Server Update Services (WSUS)、Windows Update for Business、または System Center Configuration Manager と共に使用できます。

配信の最適化は、クラウド管理のソリューションです。 配信の最適化のクラウド サービスにアクセスできる必要があります。 そのため、配信の最適化のピア ツー ピアの機能を利用するには、デバイスでインターネット接続が必要です。

注意

WSUS でも、コンテンツの共有やキャッシュに BranchCache を使用できます。 BranchCache を使用するデバイスで配信の最適化が有効になっている場合、代わりに配信の最適化が使用されます。

次の表は、配信の最適化をサポートしている Windows 10 の最小バージョンを示します。

デバイスの種類 Windows のバージョンの最小値
Windows 10 を実行しているコンピューター 1511
Windows Server のサーバー コア インストールを実行しているコンピューター 1709
「IoT デバイス 1803
HoloLens デバイス 1803

Windows 10 Enterprise および Education エディションの既定では、配信の最適化によって、組織独自のネットワークでのみピア ツー ピアの共有が許可されますが、グループ ポリシーや、Microsoft Intune などのモバイル デバイス管理 (MDM) ソリューションで異なる構成にすることができます。

詳しくは、「ダウンロード モード」をご覧ください。

配信の最適化のオプション

配信の最適化は、グループ ポリシーまたは Intune などの MDM ソリューションを使用して構成できます。

グループ ポリシーでは、[構成]、[ポリシー]、[管理用テンプレート]、[Windows コンポーネント]、[配信の最適化] の下に、配信の最適化の設定があります。 MDM では、.Vendor/MSFT/Policy/Config/DeliveryOptimization/ に同じ設定があります。

配信の最適化では、以下の機能を構成できます。

グループ ポリシー設定 MDM 設定 サポートされるバージョン
ダウンロード モード DODownloadMode 1511
グループ ID DOGroupID 1511
ピア キャッシュを使用できる最小 RAM (含む) DOMinRAMAllowedToPeer 1703
ピア キャッシュを使用できる最小ディスク サイズ DOMinDiskSizeAllowedToPeer 1703
最大キャッシュ期間 DOMaxCacheAge 1511
最大キャッシュ サイズ DOMaxCacheSize 1511
絶対最大キャッシュ サイズ DOAbsoluteMaxCacheSize 1607
キャッシュ ドライブの変更 DOModifyCacheDrive 1607
ピア キャッシュ コンテンツ ファイルの最小サイズ DOMinFileSizeToCache 1703
最大ダウンロード帯域幅 DOMaxDownloadBandwidth 1607
最大ダウンロード帯域幅の割合 DOPercentageMaxDownloadBandwidth 1607
最大アップロード帯域幅 DOMaxUploadBandwidth 1607
月単位のデータ アップロード上限 DOMonthlyUploadDataCap 1607
最小バックグラウンド QoS DOMinBackgroundQoS 1607
デバイスが VPN 経由で接続中に、ピア キャッシュを有効にする DOAllowVPNPeerCaching 1709
設定されているバッテリ レベルでデバイスがバッテリで動作している場合にアップロードを許可する DOMinBatteryPercentageAllowedToUpload 1709
MaxForegroundDownloadBandwidth DOPercentageMaxForegroundBandwidth 1803
MaxBackgroundDownloadBandwidth DOPercentageMaxBackgroundBandwidth 1803
SetHoursToLimitBackgroundDownloadBandwidth DOSetHoursToLimitBackgroundDownloadBandwidth 1803
SetHoursToLimitForegroundDownloadBandwidth DOSetHoursToLimitForegroundDownloadBandwidth 1803
ピアの選択範囲を制限する方法を選択します。 DORestrictPeerSelectionBy 1803
グループの Id のソースを選択します。 DOGroupIdSource 1803
Http (秒) から遅延バック グラウンドのダウンロード DODelayBackgroundDownloadFromHttp 1803
Http (秒) から遅延前面のダウンロード DODelayForegroundDownloadFromHttp 1803

Windows 10 デバイスで配信の最適化を構成する場合、最初に行う最も重要な構成がダウンロード モードで、配信の最適化で Windows 更新プログラムをダウンロードする方法を決定します。

これ以外の機能はすべて設定を省略できますが、設定を使用することで配信の最適化の動作をさらに詳細に制御できます。

[グループ ID] は、グループの [ダウンロード モード] と組み合わせてカスタム デバイス グループを作成し、グループ内のデバイス間でコンテンツを共有できます。

配信の最適化では、ローカルにキャッシュされた更新プログラムが使用されます。 ローカル ストレージに余裕がありキャッシュするコンテンツを増やす場合、またはストレージに制限がありキャッシュするコンテンツを減らす場合は、以下の設定で、配信の最適化用のキャッシュをシナリオに応じて調整します。

注意

優先キャッシュ デバイスを構成することもできます。 詳しくは、「配信の最適化用の "優先" キャッシュ デバイスの設定」をご覧ください。

キャッシュされたすべてのファイルは、設定された最小サイズ以上である必要があります。 このサイズは配信の最適化のクラウド サービスによって自動的に設定されますが、ローカル記憶域が十分であり、ネットワークが混雑していない場合、管理者はパフォーマンスを向上させるために設定を変更できます。 [ピア キャッシュ コンテンツ ファイルの最小サイズ] を調整して、キャッシュされるファイルの最小サイズを設定できます。

このほか、配信の最適化がネットワークに及ぼす影響を制御するための追加のオプションが用意されています。

管理者は、以下の設定を使用して、配信の最適化を使用するシナリオをさらにカスタマイズできます。

マイクロソフトによる配信の最適化の使用方法

マイクロソフトでは、継続的な展開によってネットワークへの影響や、他のサービスの帯域幅の減少が生じないように、Microsoft IT によって複数の帯域幅管理手法が使用されました。 配信の最適化 (グループ ポリシーを介したピア ツー ピアのキャッシュ) は試験的に使用された後、グループ ポリシーを使用してすべての管理対象デバイスに展開されました。 配信の最適化チームからの推奨に基づき、"グループ" 構成を使用して、コンテンツの共有を同じ Active Directory ドメインのメンバーであるデバイスのみに制限しました。 コンテンツは、24 時間キャッシュされます。 コンテンツの 76% 以上がインターネット経由ではなくピア デバイスから提供されます。

詳しくは、「Adopting Windows as a Service at Microsoft (マイクロソフトにおけるサービスとしての Windows の採用)」のテクニカル ケース スタディをご覧ください。

次に、すべての設定の構成可能な機能の詳細な説明を示します。 設定を構成する場合は、これらの詳細を使用します。

ダウンロード モード

ダウンロード モードは、クライアントが Windows 更新プログラムをダウンロードするときに、Windows Update サーバーに加えて使用できるダウンロード ソースを示します。 次の表に、使用可能なダウンロード モード オプションと、その動作を示します。 これらのポリシーの他の技術的な詳細ポリシー CSP - 配信の最適化で利用できます。

ダウンロード モード オプション 設定した場合の機能
HTTP のみ (0) この設定では、ピア ツー ピアのキャッシングは無効になりますが、配信の最適化で Windows Update サーバーまたは WSUS サーバーからコンテンツをダウンロードすることができます。 このモードでは、配信の最適化のクラウド サービスによって提供される追加のメタデータを使用して、ピアを介さない信頼性と効率性の高いダウンロード エクスペリエンスが実現されます。
LAN (1 – 既定) この既定の配信の最適化の動作モードでは、同じネットワーク上のピアとの共有が有効になります。 配信の最適化のクラウド サービスでは、ターゲット クライアントとして同じパブリック IP アドレスを使用してインターネットに接続するその他のクライアントを検索します。 これらのクライアントは、プライベート サブネット IP を使用して、同じネットワーク上の他のピアに接続しようとします。
グループ (2) グループ モードが設定されている場合、デバイスの Active Directory ドメイン サービス (AD DS) のサイト (Windows 10 バージョン 1607 の場合) またはデバイスが認証されているドメイン (Windows 10 バージョン 1511 の場合) に基づいて、グループが自動的に選択されます。 グループ モードでは、内部サブネット全体で、リモート オフィスのデバイスを含め、同じグループに属するデバイス間でピアリングが行われます。 ドメインや AD DS サイトに関係なく、GroupID オプションを使用して、独自のカスタム グループを作成できます。 グループ ダウンロード モードは、配信の最適化によって帯域幅の最適化を実現することを期待しているほとんどの組織にとって、推奨されるオプションです。
インターネット (3) 配信の最適化用にインターネット ピア ソースを有効にします。
簡易 (99) 簡易モードは、配信の最適化のクラウド サービスの使用を完全に無効にします (オフライン環境)。 配信の最適化のクラウド サービスが利用できない場合やアクセスできない場合、またはコンテンツのファイル サイズが 10 MB の場合、配信の最適化は自動的にこのモードに切り替わります。 このモードでは、配信の最適化はピア ツー ピアのキャッシュを使用しない、信頼性の高いダウンロード エクスペリエンスを提供します。
バイパス (100)。 配信の最適化をバイパスし、代わりに BITS を使用します。 たとえば、クライアントが BranchCache を使用できるようにするには、このモードを選択します。

注意

グループ モードはベスト エフォート型の最適化であり、グループに参加しているデバイスの ID の認証用に利用しないでください。

グループ ID

既定では、グループ ダウンロード モードを使用するクライアントでのピア共有は、Windows 10 バージョン 1511 では同じドメインに、Windows 10 バージョン 1607 では同じドメインと AD DSサイトに制限されています。 グループ ID の設定を使用すると、必要に応じて、配信の最適化に参加する必要があるが、これらのドメインまたは AD DS サイトの境界内にはないデバイス (別のドメイン内のデバイスなど) を含むカスタム グループを作成できます。 グループ ID を使用して、既定のグループをさらに制限する (オフィス ビルを表すサブ グループの作成など) ことや、ドメインを越えてグループを拡張して、組織内の複数のドメインのデバイスをピアにすることができます。 この設定では、カスタム グループに参加している各デバイスの GUID として、カスタム グループを指定する必要があります。

注意

Powershell を使用する GUID を生成するには、[guid]::NewGuid() を使用します。

この構成はオプションであり、配信の最適化のほとんどの実装で必須ではありません。

ピア キャッシュを使用できる最小 RAM (含む)

この設定は、ピア キャッシュを使用するために必要な RAM の最小サイズを GB 単位で指定します。 たとえば、最小値の設定が 1 GB の場合には、ピア キャッシュを使用するために 1 GB 以上の RAM が利用可能なデバイスが許可されます。 推奨値は 1 ~ 4 GB で、既定値は 4 GB です。

ピア キャッシュを使用できる最小ディスク サイズ

この設定では、ピア キャッシュを使用するデバイスで必要なディスクの最小サイズ (GB 単位の容量) を指定します。 推奨値は 64 ~ 256 GB で、既定値は 32 GB です。

注意

キャッシュ ドライブの変更 ポリシーが設定されている場合、ディスク サイズの確認はこのポリシーで指定された新しい作業ディレクトリに適用されます。

最大キャッシュ期間

配信の最適化用に構成された環境では、キャッシュされた更新プログラムや Windows アプリケーションのインストール ファイルに有効期限を設定することが必要な場合があります。 その場合、この設定によって、各 Windows 10 クライアント デバイス上の配信の最適化のキャッシュに各ファイルを保持できる最大秒数を定義します。 最大キャッシュ時間の既定値は、259,200 秒 (3 日) です。 また、組織ではこの値を "0" つまり "無制限" に設定することにより、ピアでのコンテンツの再ダウンロードを回避することができます。 "無制限" の値を設定すると、配信の最適化によって、ファイルがキャッシュ内に長時間保持され、必要に応じて (たとえば、キャッシュのサイズが許可される最大の領域を超過した場合)、キャッシュがクリーンアップされます。

最大キャッシュ サイズ

この設定により、配信の最適化のキャッシュで使用できる領域の最大容量を、利用可能なドライブ領域に対するパーセンテージ 1 ~ 100 で制限できます。 たとえば、100 GB の利用可能なドライブ領域を持つ Windows 10 クライアント デバイスでこの値を 10 に設定すると、配信の最適化では最大 10 GB の領域が使用されます。 配信の最適化では、ドライブの空き容量が常に評価され、最大キャッシュ サイズが設定したパーセンテージ未満になるように、自動的にキャッシュがクリアされます。 この設定の既定値は 20 です。

絶対最大キャッシュ サイズ

この設定は、配信の最適化のキャッシュで使用できる最大ギガバイト数を指定します。 これは、空きディスク領域に対するパーセンテージである、最大キャッシュ サイズ とは異なります。 また、このポリシーを構成する場合、最大キャッシュ サイズ 設定よりも優先されます。 この設定の既定値は 10 GB です。

ピア キャッシュ コンテンツ ファイルの最小サイズ

この設定は、ピア キャッシュを使用するために有効になっているコンテンツ ファイルの最小サイズを MB 単位で指定します。 推奨値は、1 ~ 100000 MB です。

最大ダウンロード帯域幅

この設定は、配信の最適化のすべての同時ダウンロードで使用できる最大ダウンロード帯域幅を、キロバイト/秒 (KB/秒) 単位で指定します。 既定値の 0 は、配信の最適化によって、使用される最大帯域幅が動的に調整され、最適化されることを意味します。

ダウンロードの帯域幅を最大前景色

配信の最適化がすべて同時ダウンロードの過程でダウンロード可能な帯域幅の割合として使用する最大フォア グラウンド ダウンロード帯域幅を指定する Windows 10、バージョン、1803 で開始します。 前面のダウンロード可能な帯域幅を使用する配信の最適化を動的に調整 0 の場合の既定値です。 ただし、このポリシーを設定した場合でも、LAN ピアからダウンロードは調整されません。

ダウンロードの帯域幅を最大の背景

配信の最適化がすべて同時ダウンロードの過程でダウンロード可能な帯域幅の割合として使用する最大背景ダウンロード帯域幅を指定する Windows 10、バージョン、1803 で開始します。 前面のダウンロード可能な帯域幅を使用する配信の最適化を動的に調整 0 の場合の既定値です。 ただし、このポリシーを設定した場合でも、LAN ピアからダウンロードは調整されません。

最大ダウンロード帯域幅の割合

この設定は、配信の最適化のすべての同時ダウンロード アクティビティで使用できる最大ダウンロード帯域幅を、利用可能なダウンロード帯域幅に対するパーセンテージで指定します。 既定値の 0 は、配信の最適化によって、利用可能なダウンロード帯域幅を使用するように動的に調整されることを意味します。

最大アップロード帯域幅

この設定では、個々のクライアントが配信の最適化用に使用できるアップロード帯域幅を制限できます。 ネットワーク上で要求しているピアに対して、クライアントがコンテンツを提供している場合は、この設定を検討してください。 このオプションは、キロバイト/秒 (KB/秒) 単位で設定されます。 既定の設定は 0、つまり "無制限" で、配信の最適化によって、アップロード帯域幅が最小限になるように動的に最適化されることを意味します。ただし、アップロード帯域幅が設定された値に制限されることはありません。

背景のダウンロードの帯域幅を制限する営業時間を設定します。

バージョン 1803、Windows 10 では開始の中に配信の最適化を使用する背景の最大ダウンロード帯域幅と外部の勤務時間の指定すべて同時ダウンロード アクティビティ ダウンロード可能な帯域幅の割合としてします。

前面のダウンロードの帯域幅を制限する営業時間を設定します。

バージョン 1803、Windows 10 では開始中に配信の最適化を使用して最大フォア グラウンド ダウンロードの帯域幅と組織外の勤務時間の指定すべて同時ダウンロード アクティビティ ダウンロード可能な帯域幅の割合としてします。

ピアの選択範囲を制限する方法を選択します。

選択したオプションによってピアの選択範囲を制限するには、このポリシーを設定する Windows 10、バージョン、1803 で開始します。
現在のみ利用可能なオプションは、 1 = サブネットモード LAN (1) のダウンロードとグループの両方に適用されます (サブネット マスク) は、このオプション (2)。

グループの Id のソースを選択します。

Windows 10、バージョン、1803 で開始ピア選択範囲を特定のソースを制限するには、このポリシーを設定します。 オプションは次のとおりです。

  • 0 = 設定されていません。
  • 1 = AD サイト
  • 2 = 認証済みドメイン SID
  • 3 DHCP オプションの ID の = (このオプションは、クライアントが DHCP オプション ID 234 クエリし、グループ ID として返される GUID 値を使用)
  • 4 = サフィックス

設定すると、グループの ID が割り当てられている自動的に選択済みのソースからします。 このポリシーを設定した場合、グループ Id ポリシーは無視されます。 このポリシーの設定] オプションは、グループ (2) のダウンロード モードにのみ適用されます。 グループ (2) のダウンロード モードとして設定されていない、このポリシーは無視されます。 0 ~ 4 以外の値に値を設定する場合は、ポリシーが無視されます。

Http (秒) から遅延バック グラウンドのダウンロード

Windows 10、バージョン、1803 で開始するには、P2P を使用することを許可する背景のダウンロードで HTTP ソースの使用を遅延することができます。

Http (秒) から遅延前面のダウンロード

Windows 10、バージョン、1803 で開始するには、P2P を使用することを許可する前景 (対話型) のダウンロードで HTTP ソースの使用を延期することができます。

最小バックグラウンド QoS

この値は、クライアントが実現しようとする最小ダウンロード速度保証を指定し、Windows Update サーバーまたは WSUS からより多くのキロバイト数をダウンロードすることにより実現されます。 簡単に言うと、この値が小さいほど、より多くのコンテンツが Windows Update ではなく、ネットワーク上のピアから提供されます。 この値が大きいほど、より多くのコンテンツが、ローカル ネットワーク上のピアではなく、Windows Updateサーバーや WSUS から受信されます。

キャッシュ ドライブの変更

この設定によって、配信の最適化のキャッシュの場所として、クライアント上の別の場所を指定できます。 既定では、キャッシュは、%SYSTEMDRIVE% 環境変数で指定されたオペレーティング システム ドライブに保存されます。 この値には、環境変数 (%SYSTEMDRIVE% など)、ドライブ文字 (D: など)、フォルダーのパス (D:\DOCache など) を設定できます。

月単位のデータ アップロード上限

この設定は、配信の最適化クライアントが、1 か月あたりにインターネット ピアにアップロードできるデータの合計量を、ギガバイト単位で指定します。 値が 0 の場合、アップロードできるデータの量に制限がないことを意味します。 この設定の既定値は 20 GB です。

デバイスが VPN 経由で接続中に、ピア キャッシュを有効にする

この設定では、デバイスが VPN に接続している間にピア キャッシュに参加できるかどうかを決定します。 デバイスがドメイン ネットワークに VPN 経由で接続しているときにピア キャッシュに参加するできるようにするには "TRUE" を指定します。 これは、VPN 上またはドメインの企業ネットワーク上のいずれかで、デバイスが他のドメイン ネットワーク デバイスに対してダウンロードまたはアップロードを行うことができることを意味します。

設定されているバッテリ レベルでデバイスがバッテリで動作している場合にアップロードを許可する

この設定は、デバイスがデータのアップロードを許可するバッテリ レベルを指定します。 DC 電源 (バッテリ) で LAN およびグループ ピアにデータをアップロードするようデバイスを許可するには、1 ~ 100 (パーセント単位) の間の任意の値を指定します。 アップロードは、バッテリ レベルがバッテリ レベルの最小設定値を下回ったときに自動的に一時停止されます。 バッテリでアップロードを許可している場合、推奨値は 40 (40% の場合) に設定することです。 デバイスは、このポリシーに関係なくバッテリ使用時にピアからダウンロードできます。

重要

既定では、デバイスはバッテリ使用時にアップロードされません。 バッテリ使用時にアップロードを有効にするには、このポリシーを有効にし、アップロードが一時停止するバッテリ値を設定する必要があります。

配信の最適化用の "優先" キャッシュ デバイスの設定

状況によって、IT 担当者は、他のデバイスよりも "優先" される特定のデバイスの識別に関心を示す場合があります。たとえば、有線接続しているデバイス、キャッシュとして使用できる大容量デバイス、ハイエンドのハードウェア プロファイルなどです。 これらの優先デバイスは、そのデバイスの構成に関連する更新プログラムのコンテンツの "マスター" として機能します (配信の最適化では、コンテンツをダウンロードするクライアントに関連するコンテンツのみをキャッシュします)。

優先するデバイスを指定するには、[最大キャッシュ時間] の構成の値を無制限 (0) に設定します。 その結果、これらのデバイスは、同じファイルをダウンロードする他のデバイスで、ソースとしてより頻繁に使用されます。

優先的に使用されているデバイスの場合は、インターネットではなく、ローカル ピアからのデータに優先順位を次のポリシーを設定できます。 たとえば、低の値を持つDOMinBackgroundQoSを設定する64(64 KB/秒のと同じです)。

同僚からのすべてのバイトが表示されない場合のトラブルシューティング手順

同僚からのすべてのバイトが表示されない場合、次の問題のいずれかの原因にあります。

  • クライアントは配信の最適化のクラウド サービスにアクセスできません。
  • クラウド サービスはしないネットワークの他のピアを参照してください。
  • クライアントことはできませんが、クラウド サービスから提供されている同僚に接続します。

クライアントは配信の最適化のクラウド サービスにアクセスできません。

この問題を修正するのには、次の手順を試してください。

  1. (たとえばキャンディ クラッシュ談) ストアから 50 MB を超えているアプリのダウンロードを開始します。
  2. 実行Get-DeliveryOptimizationStatus、管理者特権のウィンドウと共有出力 (を設定して、 DownloadMode ] フィールドを1)。

クラウド サービスはしないネットワークの他のピアを参照してください。

これは、問題と思われる場合は、次の手順を試してください。

  1. 同じネットワーク上の別のデバイスで同じアプリをダウンロードします。
  2. 実行Get-DeliveryOptimizationPerfSnap、管理者特権のウィンドウから (、NumberOfPeersフィールドがゼロ以外にする必要があります)。

クライアントことはできませんが、クラウド サービスから提供されるピアに接続します。

これは、問題と思われる場合は、ポート 7680 を使用して接続することを確認するネットワーク上の 2 つのデバイス間を Telnet テストを実行します。 これを行うには、次の手順に従います。

  1. Telnet を実行して、インストールdism オンライン//Enable-Feature/FeatureName:TelnetClient 、管理者特権のコマンド プロンプトからします。
  2. テストを実行します。 たとえば、IP 192.168.8.12 デバイスには、テストを実行する 192.168.9.17 への接続しようとしてtelnet 192.168.9.17 7680 (構文telnet [送信先の ip アドレス] [ポート] します。 接続エラーまたはこの/_ のようにカーソルが点滅表示されますか。 カーソルが点滅は成功を意味します。

使用状況を分析するための Windows PowerShell コマンドレット

Windows 10 バージョン 1703 以降では、2 つの新しい PowerShell コマンドレットを使用して、配信の最適化のパフォーマンスを確認できます。

Get-DeliveryOptimizationStatus は、現在の配信の最適化ジョブすべてのリアルタイムのスナップショットを返します。

キー
File ID 処理中のファイルを識別する GUID
Priority ダウンロードの優先順位。値はforeground または background
FileSize ファイルのサイズ
TotalBytesDownloaded これまでにダウンロードされた任意のソースからのバイト数
PercentPeerCaching HTTP 経由ではなくピアからダウンロードされたバイト数の割合
BytesFromPeers ピア デバイスからダウンロードされた合計バイト数 (LAN、グループ、およびインターネット ピアからダウンロードされたバイト数の合計)
BytesfromHTTP HTTP 経由で受信された合計バイト数
DownloadDuration 合計ダウンロード時間 (秒)
Status 操作の現在の状態。 返される可能性がある値: Downloading(ダウンロード進行中)、Complete (ダウンロード完了したが、まだアップロードされていない)、Caching(ダウンロードは正常に完了し、アップロードする準備ができたか、アップロード中)、Paused (呼び出し元によってダウンロード/アップロードが一時停止)

-Verbose オプションそ使用すると、追加の情報が返されます。

キー
HTTPUrl ダウンロードの発生元の URL
BytesFromLANPeers 同じ LAN 上のピア デバイスからの合計バイト数
BytesFromGroupPeers 同じグループ内のピア デバイスからの合計バイト数
BytesFrom IntPeers インターネット ピアからの合計バイト数
HTTPConnectionCount HTTP 経由のアクティブな接続の数
LANConnectionCount LAN 経由のアクティブな接続の数
GroupConnectionCount グループ内の他のデバイスへのアクティブな接続の数
IntConnectionCount インターネット ピアへのアクティブな接続の数
DownloadMode ダウンロード モードを示す (詳細については、「ダウンロード モード」のセクションを参照してください)

Get-DeliveryOptimizationPerfSnap は主なパフォーマンス データの一覧を返します。

  • ダウンロードされたファイル数
  • アップロードされたファイル数
  • ダウンロードされた合計バイト数
  • アップロードされた合計バイト数
  • 平均転送サイズ (ダウンロード)。つまり、ダウンロードされたバイト数をファイルの数で除算した値
  • 平均転送サイズ (アップロード)。つまり、アップロードされたバイト数をファイルの数で除算した値
  • ピアの効率。PercentPeerCaching と同じ

-Verbose オプションそ使用すると、追加の情報が返されます。

  • ピアからのバイト数 (タイプごと)
  • CDN からのバイト数 (HTTP 経由で受信したバイト数)
  • 1 回のダウンロードのピア接続の数の平均値

Windows 10、バージョン 1803 から開始します。

Get-DeliveryOptimizationLog [-Path <etl file path, supports wildcards>] [-Flush]

場合Pathが指定されていない、このコマンドレットでは、すべてのログを読み取る dosvc ログ ディレクトリで、管理者権限が必要です。 場合Flush指定すると、ログを閲覧する前に、コマンドレットが dosvc を停止します。

ログ エントリは、オブジェクトとして PowerShell パイプラインに書き込まれます。 テキスト ファイルにログをダンプを実行Get-DeliveryOptimizationLog | Set-Content <output file>または似たします。

Get-DeliveryOptimizationPerfSnapThisMonth

似ていますがデータを返すGet-DeliveryOptimizationPerfSnapですが、現在の予定表の月に限定されます。

よく寄せられる質問

配信の最適化は WSUS と共に動作しますか。: はい。 デバイスは、WSUS サーバーから更新プログラムのペイロードを取得しますが、調整のために配信の最適化のクラウド サービスと通信するため、インターネット接続も使用する必要があります。

配信の最適化はどのポートを使用しますか。: ピア ツー ピアのトラフィックの場合、7680 または 3544 (Teredo) を使用します。 クライアント サービスの通信の場合、ポート 80/443 を使用します。

プロキシを使用する場合の要件はありますか。: バイト範囲要求を許可する必要があります。 詳細については、Windows Update のプロキシ要件に関するページを参照してください。

配信の最適化をサポートするには、ファイアウォールでどのホスト名を許可する必要がありますか。:

クライアントと配信の最適化のクラウド サービスの間の通信の場合: *.do.dsp.mp.microsoft.com

配信の最適化のメタデータの場合:

  • *.dl.delivery.mp.microsoft.com
  • *.emdl.ws.microsoft.com

ペイロードの場合 (省略可能):

  • *.download.windowsupdate.com
  • *.windowsupdate.com

詳細

Windows 10、配信の最適化、WSUS

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