GetIconInfoExW 関数 (winuser.h)

指定したアイコンまたはカーソルに関する情報を取得します。 GetIconInfoEx は 、新しい ICONINFOEX 構造体を使用して GetIconInfo を 拡張します。

構文

BOOL GetIconInfoExW(
  [in]      HICON        hicon,
  [in, out] PICONINFOEXW piconinfo
);

パラメーター

[in] hicon

種類: HICON

アイコンまたはカーソルへのハンドル。

標準アイコンまたはカーソルに関する情報を取得するには、 IDI_ プレフィックスで始まる識別子 、またはこのパラメーターの IDC_ プレフィックスで始まる識別子 を指定します。

[in, out] piconinfo

種類: PICONINFOEX

このメソッドが戻るとき、 には ICONINFOEX 構造体へのポインターが含まれます。 関数は構造体のメンバーを入力します。

戻り値

種類: BOOL

TRUE は 成功を示し、 FALSE は 失敗を示します。

解説

GetIconInfoEx は、hbmMask および hbmColor または ICONINFOEX のメンバーのビットマップを作成します。 呼び出し元のアプリケーションでは、これらのビットマップを管理し、必要なくなったときに DeleteObject 呼び出しで削除する必要があります。

DPI 仮想化

この API は DPI 仮想化には参加しません。 返される出力は、呼び出し元スレッドの DPI の影響を受けません。

Note

winuser.h ヘッダーは、Unicode プリプロセッサ定数の定義に基づいて、この関数の ANSI または Unicode バージョンを自動的に選択するエイリアスとして GetIconInfoEx を定義します。 encoding-neutral エイリアスの使用を encoding-neutral ではないコードと混在すると、コンパイル エラーまたはランタイム エラーが発生する不一致が発生する可能性があります。 詳細については、「 関数プロトタイプの規則」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー winuser.h (Windows.h を含む)
Library User32.lib
[DLL] User32.dll

関連項目

概念

ビットマップ

アイコン

DeleteObject

GetObject

ビットマップ

CreateIcon

CreateIconFromResource

CreateIconIndirect

DestroyIcon

DrawIcon

DrawIconEx

LoadIcon

LookupIconIdFromDirectory

ICONINFO