CIM_Dependency クラス (CIMWin32 WMI プロバイダー)

CIM_Dependency クラスは、オブジェクト間の依存関係を確立する関連付けを表します。

重要

DMTF (分散管理タスク フォース) CIM (共通情報モデル) クラスは、WMI クラスが構築される親クラスです。 WMI では現在、 CIM 2.x バージョン スキーマのみがサポートされています。

次の構文は、マネージド オブジェクト フォーマット (MOF) コードを簡素化しており、継承されたすべてのプロパティを含んでいます。 プロパティは、MOF の順序ではなく、アルファベット順で一覧表示されます。

構文

[Association, Abstract, UUID("{8502C53A-5FBB-11D2-AAC1-006008C78BC7}"), AMENDMENT]
class CIM_Dependency
{
  CIM_ManagedSystemElement REF Antecedent;
  CIM_ManagedSystemElement REF Dependent;
};

メンバー

CIM_Dependency クラスには、次の種類のメンバーがあります。

プロパティ

CIM_Dependency クラスには、これらのプロパティがあります。

先行

データ型: CIM_ManagedSystemElement

アクセスの種類: 読み取り専用

この関連付けの独立オブジェクトへの参照。

依存型

データ型: CIM_ManagedSystemElement

アクセスの種類: 読み取り専用

Antecedent プロパティに依存するオブジェクトへの参照。

注釈

WMI では、このクラスは実装されません。 CIM_Dependencyから派生したクラスの詳細については、「Win32 クラス」を参照してください。

このドキュメントは、DMTF によって公開されている CIM クラスの説明から派生しています。 Microsoft は、軽微なエラーを修正したり、Microsoft SDK ドキュメントの標準に準拠したり、詳細情報を提供したりするために変更を加えた可能性があります。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008
名前空間
Root\CIMV2
MOF
CIMWin32.mof
[DLL]
CIMWin32.dll