MF_SAMPLEGRABBERSINK_IGNORE_CLOCK属性

  • [アーティクル]

サンプル グラバー シンクでプレゼンテーション クロックを使用してサンプルをスケジュールするかどうかを指定します。

データ型

UINT32

取得/設定

この属性を取得するには、 IMFAttributes::GetUINT32 を呼び出します。

この属性を設定するには、 IMFAttributes::SetUINT32 を呼び出します。

注釈

この属性は、 MFCreateSampleGrabberSinkActivate 関数によって作成されたアクティブ化オブジェクトに設定できます。 アクティブ化オブジェクトで IMFActivate::ActivateObject メソッドを呼び出す前に、 属性を設定します。

既定では、サンプル グラバー シンクがサンプルを受け取ると、サンプルのプレゼンテーション時刻まで待機し、アプリケーションのコールバックが呼び出されます。 MF_SAMPLEGRABBERSINK_IGNORE_CLOCK属性が 0 以外の場合、サンプル グラバー シンクはプレゼンテーション クロックを無視し、各サンプルを受信するとすぐにコールバックを呼び出します。

推奨される使用方法:

  • 可能な限り迅速にサンプルを処理する場合は、この属性を TRUE に設定します。
  • コールバック メソッドの呼び出しをクロックと同期させる場合は、この属性を設定しないか 、FALSE に設定します。 MF_SAMPLEGRABBERSINK_SAMPLE_TIME_OFFSET 属性を設定すると、クロックよりも少し先にサンプルを取得できますが、同期は残ります。

この属性の GUID 定数は、mfuuid.lib からエクスポートされます。

要件

要件 値
サポートされている最小のクライアント
 Windows 7 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
 Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Mfidl.h

こちらもご覧ください

Media Foundation 属性のアルファベット順リスト

Media Foundation 属性