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Azure Arc 対応のデータ サービスからリソースを削除する

この記事では、Azure から Azure Arc 対応データ サービス リソースを削除する方法について説明します。

警告

この記事で説明されているように、リソースを削除すると、これらのアクションを元に戻すことはできません。

この記事内の情報は、Azure Arc 対応データ サービス内のリソースに適用されます。 Azure 内でリソースを削除するには、「Azure Resource Manager のリソース グループとリソースの削除」の情報をご確認ください。

以前

Azure Arc SQL マネージド インスタンスや Azure Arc データ コントローラーなどのリソースを削除する前に、Azure への課金データのアップロード (間接接続モード) に関するページに記載されている手順に従って、使用状況情報をエクスポートし、Azure にアップロードして正確な課金計算が行われるようにする必要があります。

直接接続モード

クラスターが直接接続モードで Azure に接続されている場合は、Microsoft Azure portalを使用してリソースを管理します。 データ コントローラー、マネージド インスタンス、PostgreSQL サーバーのすべての作成、読み取り、更新、削除 (CRUD) 操作にポータルを使用します。

Azure portal から次を行います。

  1. リソース グループを参照し、Azure Arc データ コントローラーを削除します
  2. Azure Arc 対応 Kubernetes クラスターを選択し、[概要] ページに進みます
    • [設定] で [拡張機能] を選択します
    • [拡張機能] ページで、Azure Arc データ サービス拡張機能 (microsoft.arcdataservice 型) を選択し、[アンインストール] をクリックします
  3. 必要に応じて、Azure Arc データ コントローラーが配置されているカスタムの場所を削除します。
  4. 必要に応じて、名前空間にほかのリソースが作成されていない場合は、Kubernetes クラスターの名前空間を削除することもできます。

Manage Azure resources by using the Azure portal (Azure portal を使用した Azure リソースの管理)」を参照してください。

間接接続モード

間接接続モードでは、Kubernetes からインスタンスを削除しても Azure から削除されることはなく、Azure からインスタンスを削除しても Kubernetes から削除されることはありません。 間接接続モードの場合、リソースの削除は 2 段階のプロセスであり、今後改善される予定です。 Kubernetes が信頼できるソースとなり、Azure はそれを反映するように更新されます。

場合によっては、Azure で Azure Arc 対応データ サービスのリソースを手動で削除する必要があります。 これらのリソースは、次のいずれかのオプションを使用して削除できます。

リソース グループ全体の削除

Azure Arc 対応データ サービスに特定の専用リソース グループを使用していて、そのリソース グループ内のすべてのものを削除したい場合、リソース グループを削除すれば、その中のすべてのものが削除されます。

Azure portal でリソース グループを削除するには、次の操作を行います。

  • Azure portal で Azure Arc 対応データ サービスのリソースが作成されているリソース グループを参照します。
  • [リソース グループの削除] ボタンをクリックします。
  • リソース グループ名を入力して削除を確認し、[削除] をクリックします。

リソース グループ内の特定のリソースの削除

Azure portal でリソース グループ内の特定の Azure Arc 対応データ サービスのリソースを削除するには、次の操作を行います。

  • Azure portal で Azure Arc 対応データ サービスのリソースが作成されているリソース グループを参照します。
  • 削除するリソースをすべて選択します。
  • [削除] ボタンをクリックします。
  • 「はい」と入力して削除を確認し、[削除] をクリックします。

Azure CLI を使用したリソースの削除

Azure CLI を使用して、特定の Azure Arc 対応データ サービスのリソースを削除できます。

Azure CLI を使用した SQL マネージド インスタンス リソースの削除

Azure CLI を使用して Azure から SQL マネージド インスタンスのリソースを削除するには、以下のコマンドのプレースホルダー値を置き換えて、そのコマンドを実行します。

az resource delete --name <sql instance name> --resource-type Microsoft.AzureArcData/sqlManagedInstances --resource-group <resource group name>

#Example
#az resource delete --name sql1 --resource-type Microsoft.AzureArcData/sqlManagedInstances --resource-group rg1

Azure CLI を使用した PostgreSQL サーバー リソースの削除

Azure CLI を使用して Azure から PostgreSQL サーバー リソースを削除するには、以下のコマンドのプレースホルダー値を置き換えて、そのコマンドを実行します。

az resource delete --name <postgresql instance name> --resource-type Microsoft.AzureArcData/postgresInstances --resource-group <resource group name>

#Example
#az resource delete --name pg1 --resource-type Microsoft.AzureArcData/postgresInstances --resource-group rg1

Azure CLI を使用した Azure Arc データ コントローラー リソースの削除

Note

Azure Arc データ コントローラーを削除する前に、それによって管理されているデータベース インスタンスのリソースをすべて削除する必要があります。

Azure CLI を使用して Azure から Azure Arc データ コントローラーを削除するには、以下のコマンドのプレースホルダー値を置き換えて、そのコマンドを実行します。

az resource delete --name <data controller name> --resource-type Microsoft.AzureArcData/dataControllers --resource-group <resource group name>

#Example
#az resource delete --name dc1 --resource-type Microsoft.AzureArcData/dataControllers --resource-group rg1

Azure CLI を使用したリソース グループの削除

Azure CLI を使用して、リソース グループを削除することもできます。