Azure Cloud Shell (プレビュー) の概要

Azure Cloud Shell は、Azure リソースを管理するための、ブラウザーでアクセスできるインタラクティブなシェルです。

Features (機能)

ブラウザーベースのシェル環境

Cloud Shell は、Azure の管理タスクを視野に入れて開発されたブラウザーベースのコマンド ライン環境です。 Cloud Shell を利用することで、ローカル コンピューターに拘束されることなくクラウドならではの作業が可能となります。

事前構成済みの Azure ワークステーション

Cloud Shell は、作業のスピードを高めるために、広く使われているコマンド ライン ツールや言語サポートと共にプレインストールされます。

Azure Cloud Shell に用意されている詳細なツールの一覧はこちらからご覧いただけます。

自動認証

Azure CLI 2.0 ですばやくリソースにアクセスできるよう、Cloud Shell では各セッションで安全に自動認証が行われます。

Azure File Storage の接続

Cloud Shell マシンは一時的なものであるため、お使いの $Home ディレクトリを永続化するためには、Azure ファイル共有を clouddrive としてマウントする必要があります。 Cloud Shell の初回起動時に、リソース グループとストレージ アカウント、ファイル共有を自動的に作成するよう促されます。 これは 1 回限りの作業であり、それ以降はすべてのセッションで自動的に接続されます。

新しいストレージの作成

既定の 5 GB のディスク イメージを含んだ Azure ファイル共有と共に、ローカル冗長ストレージ (LRS) アカウントが自動的に作成されます。 $Home ディレクトリの同期と永続化に使用されるディスク イメージとのファイル共有操作のために、ファイル共有が clouddrive としてマウントされます。 ストレージのコストは通常どおりに適用されます。

以下の 3 つのリソースが自動的に作成されます。

  1. cloud-shell-storage-<region> という名前のリソース グループ
  2. cs<uniqueGuid> という名前のストレージ アカウント
  3. cs-<user>-<domain>-com-uniqueGuid という名前のファイル共有
注意

SSH キーなど、$Home ディレクトリ内のすべてのファイルが、マウントされたファイル共有に格納されたユーザー ディスク イメージに永続化されます。 $Home ディレクトリおよびマウントされたファイル共有へのファイルの保存時に、ベスト プラクティスを適用します。

既存のリソースの使用

詳細オプションで、既にあるリソースを Cloud Shell に関連付けることもできます。 ストレージのセットアップを促す画面が表示されたら、[詳細設定の表示] をクリックして、追加オプションを選択します。 ドロップダウン ボックスには、割り当てられている Cloud Shell リージョンとローカル/グローバル冗長ストレージ アカウントが一覧表示されます。

Cloud Shell ストレージ、ファイル共有の更新、ファイルのアップロード/ダウンロードについてはこちらを参照してください。

概念

  • Cloud Shell は、ユーザーごとにセッション単位で一時的に提供されるマシン上で実行されます。
  • Cloud Shell は、無操作状態で 20 分経過するとタイムアウトとなります。
  • Cloud Shell は、ファイル共有を接続した状態でのみアクセスできます。
  • Cloud Shell には、ユーザー アカウントごとに 1 台のマシンが割り当てられます。
  • アクセス許可は、標準の Linux ユーザーとして設定されます。

Cloud Shell の全機能については、こちらを参照してください。

  • Azure の管理を自動化するスクリプトの作成と編集
  • Azure Portal と Azure CLI 2.0 を同時に使ってリソースを管理する。
  • Azure CLI 2.0 を試用する。

以上の例はすべて Cloud Shell クイック スタートでお試しいただけます。

価格

Cloud Shell のホストとなるマシンは無料です。ただし $Home ディレクトリを永続化するために、前提条件として Azure ファイル共有をマウントする必要があります。 ストレージのコストは通常どおりに適用されます。

サポートされているブラウザー

Cloud Shell は、Chrome、Edge、Safari での使用をお勧めします。 Cloud Shell は Chrome、Firefox、Safari、IE、Edge でサポートされますが、ブラウザー固有の設定の影響を受けます。

トラブルシューティング

  1. Azure Active Directory サブスクリプションを使っているとき、400 DisallowedOperation エラーのためのストレージを作成できません。 これを解決するには、ストレージ リソースを作成できる Azure サブスクリプションを使用してください。 AD サブスクリプションでは、Azure のリソースを作成できません。

具体的に確認されている制限については、Cloud Shell の制限に関するページを参照してください。