Azure Information Protection ポリシーの概要
Azure Information Protection ポリシーには、次の要素が含まれています。
含めるラベル。管理者とユーザーは、ラベルを使用してドキュメントや電子メールを分類できます (また、必要に応じて保護できます)。
ユーザーの Office アプリケーションで、Information Protection バーに表示されるタイトルとツールヒント。
ドキュメントと電子メールを分類するための開始点となる既定のラベルを設定するオプション。
ユーザーがドキュメントの保存と電子メールの送信を行ったときに分類を実行するオプション。
ユーザーが元のレベルよりも低い秘密度レベルのラベルを選択したときに、理由を示すことをユーザーに要求するオプション。
添付ファイルに基づいて、電子メール メッセージに自動的にラベルを付けるオプション。
Office アプリケーションで Information Protection バーが表示されるかどうかを制御するオプション。
Outlook に [Do Not Forward](転送不可) ボタンを表示するかどうかを制御するオプション。
ユーザーがドキュメントに独自のアクセス許可を指定できるようにするオプション。
ユーザーにカスタム ヘルプ リンクを提供するオプション。
Azure Information Protection には既定ポリシーがあり、5 つの主要なラベルが含まれています。 これらのうちの 2 つのラベルには、必要なときにサブカテゴリを提供するためのサブラベルが含まれています。
サブラベルのラベルを構成するときに、ユーザーはメインのラベルを選択することはできませんが、サブラベルをいずれか 1 つ選択する必要があります。 このシナリオでは、メインのラベルは名前と色の表示コンテナーとしてのみサポートされます。
Azure Information Protection ラベルは、最下位の分類である個人データから、最上位の分類である非常に機密性の高い社外秘データまで、組織が通常作成して保存するあらゆるデータで使用できます。
これらの既定のラベルは、そのまま使用する、カスタマイズする、または削除することができ、新しいラベルを作成することもできます。 詳しい手順については、「Azure Information Protection ポリシーの構成」をご覧ください。
次の手順
Azure Information Protection ポリシーをカスタマイズする方法や、ユーザーに対して結果の動作を表示する方法の例については、次のチュートリアルをご覧ください。