ヘッダー コントロールの作成

ヘッダー コントロールを含むリスト コントロールをダイアログ エディターで追加することはできますが、ダイアログ エディターから直接ヘッダー コントロールを使用することはできません。

ヘッダー コントロールをダイアログ ボックスに配置するには

1. ダイアログ クラスに CHeaderCtrl 型のメンバー変数を手動で埋め込みます。

2. OnInitDialog で、CHeaderCtrl のスタイルを作成して設定し、コントロールを配置して表示します。

3. ヘッダー コントロールに項目を追加します。

4. 処理する必要のあるヘッダーコントロールの通知メッセージがあれば、クラス ウィザードを使用して、ダイアログ クラスのハンドラー関数をマップします (「関数へのメッセージの割り当て」を参照)。

(CListView ではなく) ビューにヘッダー コントロールを配置するには

1. ビュー クラスに CHeaderCtrl オブジェクトを埋め込みます。

2. ビューの OnInitialUpdate メンバー関数で、ヘッダー コントロール ウィンドウのスタイルと位置を設定して表示します。

3. ヘッダー コントロールに項目を追加します。

4. 処理する必要のあるヘッダーコントロールの通知メッセージがあれば、クラス ウィザードを使用して、ビュー クラスのハンドラー関数をマップします (「関数へのメッセージの割り当て」を参照)。

どちらの場合も、ビューまたはダイアログ オブジェクトが作成されるときに、埋め込まれたコントロール オブジェクトが作成されます。 その後、CHeaderCtrl::Create を呼び出して、コントロール ウィンドウを作成する必要があります。 コントロールを配置するには、CHeaderCtrl::Layout を呼び出してコントロールの初期サイズと位置を決め、SetWindowPos で目的の位置を設定します。 それが済んだら、「ヘッダー コントロールへの項目の追加」の説明に従って項目を追加します。

詳細については、Windows SDK のヘッダー コントロールの作成に関するページを参照してください。

関連項目

CHeaderCtrl の使い方
コントロール