CodeDomProvider.CreateEscapedIdentifier(String) メソッド

定義

指定した値のエスケープ識別子を作成します。

public:
 virtual System::String ^ CreateEscapedIdentifier(System::String ^ value);
public virtual string CreateEscapedIdentifier (string value);
abstract member CreateEscapedIdentifier : string -> string
override this.CreateEscapedIdentifier : string -> string
Public Overridable Function CreateEscapedIdentifier (value As String) As String

パラメーター

value
String

エスケープ識別子作成の対象となる文字列。

戻り値

その値のエスケープ識別子。

例外

このメソッドと CreateGenerator() メソッドは、いずれも派生クラスでオーバーライドされません。

注釈

CreateEscapedIdentifier は、識別子が予約済みキーワードまたは言語キーワードと競合しているかどうかをテストし、存在する場合は、言語固有のエスケープ コード形式で同等の名前を返します。 これはエスケープされた識別子と呼ばれます。 エスケープされた識別子には同じものvalueが含まれていますが、識別子とキーワード (keyword)を区別するためにエスケープ コードの書式設定が追加されています。 2 つの実装例は、 の前に value "@" を付けます。または、 を value "[" と "]" でかっこで囲みます。

注意

.NET Framework バージョン 1.0 および 1.1 では、このメソッドはプロバイダーの ICodeGenerator メソッドによって返される実装によってCreateGenerator提供されます。 バージョン 2.0 では、コード プロバイダーによってオーバーライドされていない場合でも、このメソッドをコード プロバイダーで直接呼び出すことができます。 コード プロバイダーがこのメソッドをオーバーライドしない場合、 ICodeGenerator 実装は基底クラスによって呼び出されます。

注意 (継承者)

このメソッドをオーバーライドする場合は、基底クラスの対応するメソッドを呼び出してはなりません。 基底クラス メソッドは、コード ジェネレーターを使用する既存のプロバイダーとの互換性のために、古い CreateGenerator() メソッドを使用して派生クラスにジェネレーターを作成します。 その後、基底クラス メソッドは、実装内の同等のメソッドを ICodeGenerator 呼び出して、この関数を実行します。 コード ジェネレーターを NotImplementedException 使用しないコード プロバイダーから基底クラス メソッドを呼び出すと、 が取得されます。

適用対象