アウトバウンド マーケティングでポータルの有無にかかわらずインタラクティブな機能を作成する
重要
この記事は、アウトバウンド マーケティングにのみ適用されます。
Dynamics 365 Customer Insights - Journeys は、ランディング ページ、サブスクリプション センター、オンライン フォーム、イベント Web サイト、オンラインでお客様と対話するその他の方法を提供します。 これらの各機能は、マーケティング取引先担当者が Customer Insights - Journeys アプリとの間で情報を確認し、送信する目的で使用します。 これらの対話機能を提供する方法は 2 つあります。
- Power Apps ポータルで実行: このオプションにより Customer Insights - Journeys アプリは Power Apps ポータル ソリューションと一緒に機能し、マーケティング ページおよびイベント Web サイトの完全な自動公開およびホスティングを提供します。 自分の Web サイトの変更または Web サイトさえ持たなくても、この機能のすべてを提供できます。 ただし、この機能にはポータル ライセンスが必要で、機能は組織 Web サイトでは完全にネイティブではありません。
- 自分の Web サイトまたは CMS システムで実行: このオプションを使用すると、対話型マーケティング機能を自分の Web サイトでホストできます。 この方法を使うと、この機能が自分の Web サイト構造に統合して、サイト設計に完全に一致させることができます。 また、これらの機能を Power Apps ポータル ライセンスなしに提供することができます。 ただし、これらの機能を手動で実行し、Web サイトを維持する必要があります。
また、両方の手法を混在して実行したり、必要に応じて切り替えることもできます。
外部サイト (ポータルなし) での対話型マーケティング機能の実行
初めてリリースされたとき、 Power Apps ポータルは主な機能の実行に必須であったことから、テナントでは ポータルも利用可能であったことを受けて、Customer Insights - Journeys のみがインストール可能でした。 しかし、今回ポータルなしでもインストールできるようになりました。 これがポータル実行なしで対話型マーケティング機能を提供する方法です。
- マーケティング ページ: コンテンツを公開するには、CMS チームと相談してください。 Customer Insights - Journeys ページ デザイナーは、Power Apps ポータルへの公開のみをサポートしています。
- マーケティング フォーム: Customer Insights - Journeys によって生成されたフォームを外部ページに埋め込むことも、ネイティブ ツールを使用してフォームを作成してから Customer Insights - Journeys で使用するために取得することもできます。 詳細情報: 外部 Web サイト上の埋め込みフォーム。
- サブスクリプション センター: すべてのマーケティング電子メール メッセージには、サブスクリプション センターへのリンクが含まれている必要があります。 サブスクリプション センターは単なるマーケティングページの種類ですが、電子メール マーケティングに欠かせない機能を担うことから、製品には規定のサブスクリプション センターが提供されています。 Customer Insights - Journeys インスタンスでポータルなしで直接実行しますが、Customer Insights - Journeys でデザインされたマーケティングページを使用してカスタマイズと公開することができます。 代わりに、自身の Web サイト上の埋め込みフォームとして、実行している外部サブスクリプション センターを使用できます。 詳細: 外部の Web サイトで公開されたランディング ページと統合する および 規定のサブスクリプション センター。
- イベント Web サイト: イベント Web サイトは、Angular フレームワークを使用して開発された自己完結型 Web アプリケーションです。 Web サイト上にダウンロード、カスタマイズ、インストールする方法に関する説明については、カスタム イベント ポータルの構築とホスト を参照してください。 希望する場合は、Power Apps 上でまったく同じプロジェクトを実行できます。
詳細: Customer Insights - Journeys を CMS システムまたは Power Apps ポータルと統合する。
ポータルを使用して、対話型マーケティング機能をホストします。
ポータル ソリューションは、非常に柔軟で、高度なカスタマイズが可能です。 さまざま目的 (セルフサービス、登録、データ管理など) および対象者 (顧客、パートナー、従業員など) のためのポータルを作成できます。
Customer Insights - Journeys が提供する標準マーケティングページとイベント Web サイトしか必要ない場合は、Customer Insights - Journeys がポータルを自動的に作成、構成、管理することから、ポータル機能にアクセスする必要は実際のところ一切ありません。 ただし、ポータル ソリューションを使って、Dynamics 365 のデータを直接操作する機能を備えたカスタム ポータルと Web サイトを作成することもできます。
ポータル ソリューションの使い方について詳しくは、オンライン ヘルプをご覧ください。
マーケティング ページに関する作業
Power Apps ポータルでホストされたポータル Web サイトとして、各マーケティング ページがバックグラウンドで作成されます。 ただし、マーケティング ページはカスタム アプリのポータル領域のどこにも一覧表示されません。 マーケティング ページをセットアップするには、代わりに、Customer Insights - Journeys作業領域のマーケティング ページ、マーケティング フォーム、マーケティング フォーム フィールドの各エンティティを使用します。 詳細: マーケティング ページの作成と展開。
各マーケティング ページについてのトラフィック情報 (訪問者、アクセス元、アクセス時間など) を表示するには、アウトバウンド マーケティング>インターネット マーケティング>マーケティング Web サイトに移動し、ページの上部にあるビュー セレクター メニューから、マーケティング ページの Web サイト ビューを選択します。 このビューには、公開されている各マーケティング ページの個別の Web サイトが一覧表示されます。 いずれかを選ぶと、トラフィック情報が表示されます。 この機能を使って監視している標準 Web サイトの一覧を表示するには、アクティブな Web サイトビューに戻ります。 これらは、Customer Insights - Journeys によって生成された追跡スクリプトを追加してあるけれども、Power Apps ポータルとしてホストされていない Web サイトです。 詳細: リンクのクリック数とWebサイト訪問数を登録する
イベント Web サイトに関する作業
イベント Web サイトは、Angular フレームワークを使用した自己完結型のアプリケーションです。 Power Apps ポータルにある自分の Web サーバー上のイベント Web サイトをホストできます。 Customer Insights - Journeys をインストールしてポータル統合が有効化してある場合は、イベント Web サイトは自動的にインストールされます。
ポータルでホストされた場合を含む、イベント Web サイトの使用方法に関する一般情報は、イベント Web サイトの設定 を参照してください。
Power Apps ポータル上のイベント Web サイトのダウンロード、カスタマイズ、インストール方法に関する説明は、ホストされた Power Apps ポータル をご覧ください
カスタム ポータル ソリューションの作成
独自のイベント ポータル ソリューションを設定するには、Power Apps アプリでのみ使用可能な完全な Power Apps ポータル設定を使用する必要があります。 アプリにアクセスするには、アプリ セレクター メニューを開き、Power Apps ポータルを選択します。
ポータル ソリューションの使い方について詳しくは、オンライン ヘルプをご覧ください。