ContainerProperties.AddMember メソッド (Visio)

コンテナーに 1 つまたは複数の図形を追加します。

構文

AddMember (pObjectToAdd, addOptions)

ContainerProperties オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
pObjectToAdd 必須 未知 コンテナーに追加する 1 つまたは複数の図形。 Shape 型または Selection 型を指定できます。
addOptions 必須 VisMemberAddOptions 追加した図形を完全に含めるようにコンテナーを拡張するかどうかを指定します。 VisMemberAddOptions クラスの定数のいずれかである必要があります。

戻り値

Nothing

注釈

addOptionsvisMemberAddUseResizeSetting または visMemberAddDoNotExpand を渡すと、図形がコンテナーのメンバーでも、物理的にはコンテナー内に存在しないという状況が発生します。 このような場合、コンテナーまたはメンバーのサイズ変更や移動に伴って、図形はコンテナーのメンバーシップを失う可能性があります。

コンテナーがリストの場合、指定したオブジェクトは AddMember によってリスト コンテナーには追加されますが、リスト自体には追加されません。 つまり、図形はコンテナーに含まれるだけで、実際にはリストには表示されません。 これは、リスト コンテナーに追加される図形に共通のことです。

ContainerProperties.LockMembership プロパティが True の場合、Microsoft Visio は Disabled エラーを返します。

pObjectToAdd パラメーターに、ページ上の最上位の図形が含まれていない場合は、"無効なパラメーターです" というエラーが返されます。

また、AddMember メソッドを使用して、コンテナー図形自体やコンテナーのサブ図形をコンテナーに追加しようとした場合も、"無効なパラメーターです" というエラーが返されます。

pObjectToAdd がリストまたはコンテナーのカテゴリ要件と一致しない場合、Visio から無効なターゲット エラーが返されます。 図形にはカテゴリを割り当てることができ、コンテナーには、必須のカテゴリおよび除外されたカテゴリを指定できます。

カテゴリは、図形を分類し、それによってコンテナーのメンバーシップを制限するために使用できるユーザー定義文字列です。 カテゴリは、図形のシェイプシート内の User.msvShapeCategories セルで定義できます。 図形に複数のカテゴリを定義するには、セミコロンで区切ります。

次のVisual Basic for Applications (VBA) の例は、AddMember メソッドを使用して、ページ上の既存のコンテナー (vsoContainerShape) に新しいメンバー (vsoShape) を追加する方法を示しています。 このコードでは、vsoShape が vsoContainerShape と既に重複していることを前提としています。

vsoContainerShape.ContainerProperties.AddMember vsoShape, visMemberAddExpandContainer

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