ProtocolExecutionSettings 要素 (ADF)

1 つの配信プロトコルの実行設定を定義する要素が含まれます。

構文

<NotificationClasses>
    <NotificationClass>
        ...
        <Protocols>
            <Protocol>
                ...
                <ProtocolExecutionSettings>

要素の特性

特性 説明

データ型

なし。

既定値

なし。

個数

Protocol 要素につき 1 個 (省略可)。

更新

アプリケーションの更新時に追加および削除できます。

要素の関係

関係 要素

親要素

Protocol 要素 (ADF)

子要素

RetrySchedule 要素 (ADF)

FailuresBeforeLoggingEvent 要素 (ADF)

FailureEventLogInterval 要素 (ADF)

FailuresBeforeAbort 要素 (ADF)

MulticastRecipientLimit 要素 (ADF)

WorkItemTimeout 要素 (ADF)

使用例

次の例は、配信プロトコルの以下の操作設定を定義する方法を示しています。

  • このプロトコルを使用して送信される通知では、最初の配信が失敗した場合、再配信が 2 回試行されます。最初の試行の後、1 回目の再試行は 10 分後、2 回目はその 15 分後に行われます。
  • ディストリビュータの作業項目の処理中に配信が 3 回連続して失敗した場合、作業項目全体が中止され、RetrySchedule 要素で定義されたスケジュールに応じて再試行が行われます。
  • アプリケーションでマルチキャスト配信を使用している場合、Notification Services により、それぞれ 10 人以下の受信者でマルチキャスト通知が配信されます。
  • ディストリビュータ スレッドでは、割り当てられた作業項目の処理時間が 5 分に制限されます。この時間を超えると、作業項目は中止され、再試行対象の作業項目のプールに戻されます。
<ProtocolExecutionSettings>
    <RetrySchedule>
        <RetryDelay>P0DT00H10M00S</RetryDelay>
        <RetryDelay>P0DT00H15M00S</RetryDelay>
    </RetrySchedule>
    <FailuresBeforeAbort>3</FailuresBeforeAbort>
    <MulticastRecipientLimit>10</MulticastRecipientLimit>
    <WorkItemTimeout>P0DT00H05M00S</WorkItemTimeout>
</ProtocolExecutionSettings>

参照

関連項目

アプリケーション定義ファイルのリファレンス

その他の技術情報

配信プロトコルの名前とフィールドの指定
インスタンスとアプリケーションの更新

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手