ChDrive 関数

更新 : 2007 年 11 月

現在のドライブを変更します。

Public Overloads Sub ChDrive(ByVal Drive As { Char | String })

パラメータ

  • Drive
    必ず指定します。既存のドライブを表す文字列式を指定します。長さ 0 の文字列 ("") を指定すると、現在のドライブは変更されません。引数 Drive が複数の文字で構成される文字列の場合、ChDrive 関数は先頭の文字だけを使用します。

例外

例外の種類

エラー番号

条件

IOException

68

指定されたドライブが無効です。または利用できません。

非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、"エラー番号" の列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と比較することもできます)。ただし、可能であれば、このようなエラー制御は Visual Basic の構造化例外処理の概要 に置き換えることを検討してください。

解説

ChDrive 関数にはアンマネージ コード アクセス許可が必要です。ただし、部分的に信頼されている状況でこの許可を使用すると、プログラムの実行に影響を及ぼす場合があります。詳細については、SecurityPermission Classコード アクセス許可 についての説明を参照してください。

使用例

ChDrive 関数を使って、現在のドライブを変更するコード例を次に示します。ドライブが存在しない場合、この関数は例外をスローします。

ChDrive("D")   ' Make "D" the current drive.

スマート デバイス開発者のためのメモ

この関数はサポートされていません。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

モジュール : FileSystem

アセンブリ : Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

参照

ChDir 関数

CurDir 関数

MkDir 関数

RmDir 関数

IOException

その他の技術情報

Visual Basic におけるファイル、ディレクトリ、およびドライブのプロパティ